ここは長篠合戦で有名な長篠城です。
本丸址は子供たちが野球できるほど広いです。。
本丸址入口に立つ長篠城址史跡保存館では、城主だった奥平氏に関する展示がされています。
本丸と帯郭の間には深い堀があります。
土塁の上には古い長篠城址の石碑がありました。
本丸の向こう側に行くと、武田軍が陣取った5つの砦群が見えます。
この看板なぜフェンスなのかというと、
鉄道が敷かれているんですよ。長篠城址は線路でまっ二つにされており、今も電車が通っています。
本丸址の西側に弾正郭址があります。入口の石積みは見所のひとつですね。郭の中には住宅が建ち、今も住んでいるようです。
弾正郭の向かい側に家老屋敷址があります。
線路を横切って行くと、野牛郭址になります。左手の土塁は物見櫓址です。
野牛郭には殿井が残っているのですが、看板が木に隠れていて最初見落としてしまいました。保存館で聞いて帰る前にまた見にきました。石組みが良く残っています。
保存館の駐車場横は巴城郭址となります。
保存館の駐車場前は倉屋敷址になります。保存館のまわりだけでも多くの見所がありますね。
保存館から東に少し歩くと、瓢郭址があります。線路沿いの標柱の場所は畑となっていました。
さらに東に歩くと搦手門址となります。石がたくさん積まれていましたが、遺構ではないようです。
保存館から北の大通りに出て西に歩くと、サークルKの駐車場に大手門址の標柱がありますが、この辺りは全く遺構は残っていませんね。
さて、線路を横切って野牛郭を行くと、その先端部は少し盛り上がっています。櫓址ですが、正面の木々がなければ川の対岸がよく見えることでしょう。
さらに、進んで下に降りていくと川岸までたどり着きますが、地図ではここに「夢出会い橋」が・・・
橋が・・・
あるはずだったのですが、今は橋脚しか残っていません。保存館で尋ねると、以前イベントで期間限定で架けられていたことがあるそうです。次はいつのことやら?
ここを渡れると、鳶が巣山砦方面へ行くのに近いのですが・・・
しかし、天候が良ければ川を横切る線路とともに絶景を見ることができますよ!