玉泉院丸跡ガイドツアー 城と庭のもてなし事業

玉泉院丸跡ガイドツアー
日本で唯一の石垣で築かれた庭の滝の全貌が現れました!
玉泉院丸跡ガイドツアー
生憎の大雨でしたが、ささやかに今年の「城と庭のもてなし事業 ~紅葉を愛でる~」が開催されました。
玉泉院丸跡ガイドツアー
目玉の「玉泉院丸跡ガイドツアー」は定員40名でしたが、大きく定員超えの60名近くの参加がありました。大雨だったので、まずは中で金沢城調査研究所の冨田さんにより今回の発掘結果について報告がありました。
玉泉院丸跡ガイドツアー
そして、大雨の外に出て下から説明を受けました。
玉泉院丸跡ガイドツアー
雨だといろいろと大変ですが、石垣を見る時はそんなことばかりではありません。しっとりと濡れた石は写真に移してもその色合いがよくわかります。
玉泉院丸跡ガイドツアー
滝下には大石が並べられ、特に手前(西)側には青戸室が並びます。
玉泉院丸跡ガイドツアー
また滝の東側には飛び石の並ぶ園路が発見されました。玉泉院丸庭園は池泉廻遊式庭園ですが、これまで歩く園路が見つかっておらず、貴重な発見となりました。
玉泉院丸跡ガイドツアー
上の色紙短冊積み石垣も現在の地表面から2メートル50掘り下げられ、この高さは近くから見ても迫力ありますね。
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下からは水を受ける石や玉石敷きが見つかり、今まで涸滝か?水滝か?で議論のあった課題に答えが出ました。
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特に、大きな石の板の中央には滝の水により削られたと考えられる凹みがみられ、勢い良く流れていたときはここに、弱いときは後ろの水受石に水が落ちていたようです。
玉泉院丸跡ガイドツアー
玉石敷きの保存状態もよいですね。
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滝下は滝壺のようになっていたようで、石垣が囲み、庭園側には暗渠もみつかりました。この暗渠が実際につながっているかどうかまでは今回わかっていません。
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それにしても、50名以上で雨の中説明を聞くのは大変でしたが、午後の現場説明会には参加できなかったので良い機会でした。
城と庭のもてなし事業
「玉泉院丸跡ガイドツアー」は城と庭のもてなし事業のイベントのひとつでしたが、雨で残念でした。
城と庭のもてなし事業
三の丸北園地では、テントひとつで「紅葉しおり作り教室」が開催されました。
城と庭のもてなし事業
ガイドツアーに参加する前に一足先に行ったら1番目でした。材料をもらって早速制作です。
城と庭のもてなし事業
紅葉と銀杏で2枚のしおりを作成しました。

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