姫路城の大天守は修理中
初公開の「リの一渡櫓」では、
修理で下ろされた鯱を含め、歴代の鯱が展示されています。
遠きにあっていつもは見づらい鯱が間近に見れるよい機会なので、各時代の鯱を見比べてみましょう。
昭和時代の現役の鯱。
先代の明治時代の鯱。
江戸時代の鯱。
それぞれの違いを遡りながら比較します。
頭、牙と耳が大きい昭和時代の鯱
黒目のない明治時代の鯱。
見た目はかわいい?マヌケ顔?の江戸時代の鯱。鯱って守り神だからもっと怖い顔をしているのでは?
昭和時代の足ヒレ。簡略化され、体の鱗も小さい。
明治時代の足ヒレは彫りが深く、鱗にも穴が空いている。鱗模様はこれが一番クッキリしていて良い。
江戸時代の足ヒレは小さい、鱗は大きめ。
最後に尾ビレ。昭和時代の尾ビレは両側に大きく広がっている。
明治時代の尾ビレは彫りが深い。中央に真っ直ぐの模様がこの時代の特徴です。
江戸時代の尾ビレは幅が一番狭い。
ちょっと変わった記事を書いてみました。どうですか?