国宝松本城にやって来ました。
開智駐車場に車を停め、開智口から入ります。
松本城への入口は他に3箇所。駅から歩いてきたときは、ここ大手口から
そして、市役所のある東側は平成11年に復元された太鼓門。
二の丸御殿の北側からも入ることができます。この橋の隣に本丸に入る橋もありますが、そこだけは通行止めです。
埋の橋です。赤い橋が黒の天守によく似合いますが、藩政期にこんな赤い橋があるはずもありません。
内堀の中程から見ると、天守が大天守、乾小天守、月見櫓とすべての建物を見ることができます。
では、復元された太鼓門からじっくり見ます。
二の門から入り枡形に入ります。
案内板に鳥瞰図があり、非常にわかりやすいですね。
二の門を内側からみると、高麗門である様子がよくわかります。
一の門の脇に大きな玄蕃石と呼ばれる巨石が配されています。
一の門を支える大きな赤松が大梁として使用されています。
二の丸に入ります。
建物位置が示されただけの二の丸跡はとても広く感じます。
隣とは言え、天守は中程のこの位置に来ないと見えません。
二の丸と本丸の間の内堀ではなにやら工事をしていました。
どうも石垣が崩れたりはらんでいる場所を補修しているようです。
ぱっと見てもこのような場所が何カ所も見える。
雨が大きくなってきた。黒門から入る前に博物館に寄る。
博物館に寄っている間に、一際雨が大きくなってしまった。天守向こうの山のさらに向こうにアルプスの山々が天気良ければ見えるのですが。
黒門の一の門は昭和35年に、先程の二の門は平成2年に復元されました。大雨の中、続々の観光客が入ってきます。
藤棚は今が満開。
本丸内のつつじも満開です。
それでは天守に入りましょうか。入口は乾小天守にあります。
乾小天守、大天守ともに隅に石落しが付いています。
午前から大勢の観光客が押し寄せて、最上階まで辿りつくのが大変でした。
最上階についたところで、雨の中では遠くまでは見渡せるはずもありません。
最上階の天井には神様が祀られています。
上るには時間がかかっても、降りるのは早いです。あっという間に出口のある月見櫓です。
この時点では入る時よりさらに雨の勢いは強くなり、堀の白鳥も石段で身を休めていました。
大雨の中、駐車場に駆け込み、傘をさして城の北側を散策です。
外堀はほとんどは埋め立てられてしまいましたが、市役所裏のこの場所だけは五〇メートルほど残されています。しかし観光客もなかなかここまでは足を延ばすことはありません。
惣堀の横の公園内に北門大井戸が残っています。松本城のまわりにはこのような井戸がたくさん残っています。
ここは北馬場柳の井戸です。ここは元惣堀であり、埋立地に湧き水が出たらしいのですが、隣りの柳の木はとても大きかった。柳の木って大きくなるの早いんですね。
次回行ったときは南側も散策してみなければ!