東海北陸道の岐阜各務原ICを下りて、西に進むと「岐阜城」、東に進むと「犬山城」に至ります。共に国道21号(旧中山道)となりますが、こうして車で行くと、犬山城が岐阜城と尾張・三河の途上にあることがよくわかります。(ちなみに地元民でもないと、「各務原」ってなんて読むのかわかりません。「かかみがはら」と読むようですよ。)
国宝犬山城の石碑のある三の丸から登ります。
犬山城は天守を除いて廃藩置県のとき取り壊されてしまったので、大手門も復元となります。
桜越しに天守を捉えてみました。
天守の東南隅に付櫓がつくのが犬山城天守の特徴です。
明治24年の濃尾地震で付櫓が壊れたのを機に元城主で尾張藩家老の成瀬家の私有となりました。平成16年からは財団法人犬山城白亭文庫の所有となっています。
付櫓前には雷から天守を守ってきた神木が立っていますが、今はもう枯れています。
丸瓦は成瀬家の家紋「丸にカタバミ紋」です。
では、天守中に入りましょう。
入母屋破風の部屋
唐破風の部屋
石落としの部屋
地階石垣で地階を支える柱
最上階には成瀬家歴代の肖像写真が飾られています。
では、望楼の高欄に出てみます。天気が回復してきて今日は遠くまで見通しがききます。まずは本丸内。
東側の木曽川上流。
今日は運よく雪をかぶった御嶽山がよく見えます。
西側には岐阜城の金華山が
木曽川下流、ライン大橋の向こう対岸に伊木山が見えます。
南側には遠く、小牧山が見えます。