津幡城 石川県の城館

津幡町の四ツ角交差点です。
津幡城
正面に見えるのが津幡小学校、津幡城のあった大西山です。
津幡城
今は交差点となっていますが、元はT字路となっており、後ろ方向が「金沢」、左手に進むと「能登」、右手に進むと「越中」という加越能の三叉路となっていた場所です。
津幡城
小学校へ向かってゆるやかに上り坂となっています。
津幡城
入って左手の小高い小山の上に忠魂碑が立てられており、
津幡城
上り口に案内板があります。上杉謙信の上洛、前田利家の末森合戦など戦国の節目に登場する城です。
津幡城
忠魂碑の脇に「津幡城址」の石碑が立てられています。
津幡城
この津幡小学校が建てられるときに山は大きく削られて平坦部を広げたため、往時の郭の様子は現況からはわかりませんが、校舎の高さほどもあったという話もあります。
この津幡小学校は老朽化のため、別の場所に新校舎がすでに完成しており、今年度取り壊される予定となっています。
津幡城
小山から眺めるだけでもかなり向こうまで見渡せます。建物が低く、田園風景の広がっていたであろう戦国の世では重要な拠点であったことは容易に想像できます。

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