越前大野城築城430年祭の開催されている大野市へやって来ました。
記念特別展として大野市歴史博物館では「越前大野城 -金森領国から土井大野藩へ-」が開催されています。
金森の作った大野城や城下町、関連する遺物が展示されています。金森氏が大野で行った業績がよくわかる展示でした。
大野市は金森氏の行った城下町整備がそのまま残っています。藩政期の建物はさすがに少ないですが、この土地独自の建て方の家はまだまだ数箇所で見る事ができます。
軒を深く、端に板を下げる形となるようです。
二の丸跡に建てられた学びの里「めいりん」では、越前大野城フォーラム 「長近の時代と城」が開催されました。
基調講演 越前大野城から見た日本の城 千田嘉博奈良大学教授
事例発表1 金森氏と高山城 田中彰氏
事例発表2 金森長近の上有知城下町つくり 古田賢司氏
事例発表3 発掘された北庄城 河村健司氏
受付では430年祭のマスコットキャラの「うぐピー」と「うめピー」がお出迎えです。
会場には大野城の発掘調査で出てきた遺物が展示されていました。
会場は250名のところ150名の参加で、少し空きが目立ちましたがやはり地元のご年配が多いように感じました。折角の歴史を学ぶ機会であるのに、もっと若い世代にも参加してほしかったですね。町づくりや観光資源の参考になるいい話だったのですが・・・