講演会の後、久しぶりに木舟城に寄って来ました。
何年ぶりに来たのでしょうか?まだ福岡町が高岡市と合併する前だったので、現在の看板が立てられ整備された城跡には少し驚きましたよ。
天正13年の大地震で陥没してしまった木舟城は、そのまま廃城となってしまい、現在は小山がわずかに残るだけです。
旧福岡町で整備されたときに設置された石碑です。数年前に範囲確認調査が行われ、地震痕などが発見されていますが、まわりの田んぼの土地改良整備のときに表土がかなり失われていたようで、わずかに残る中世の地層からいくつかの遺物が出土しています。
道路を挟んだ向こう側にもうひとつの小山が残っています。
そこには貴布祢神社があります。
社殿脇にはこの辺りにあったものか墓石が集められていました。
整備された木舟城でしたが、また天気の良い日に来ようと思います。
その後、元木舟城下町にあった実性寺に行きました。現在はかなり離れた、道の狭い場所にありました。
まずその大きさに圧倒されました。村の寺としては大規模な建物群です。
城下町時代からの力の大きさを感じることができました。