雲龍寺の駐車場に車を停め(ここに停めるのがいいと道の駅観光案内で教えてもらいました)、雲龍寺の前を三木城本丸へ向います。
雲龍寺です。今でも広い寺域が残っています。
本丸へ向う途中、防火貯水池のある一段低い敷地がありました。
当時のものかどうかわかりませんが、下の郭とかなりの落差があったことがわかります。
本丸跡の一部は稲荷神社となっています。
三木合戦と
三木城の絵馬が奉納されていました。
神社裏は広い空き地となっていましたが、
その隅に別所長治公の石像が立てられています。
その横の一段高い丘は、従来天守台跡と伝わっていましたが、発掘調査で櫓跡程度であることがわかっています。
その一番高い平坦地に長治公の辞世の句が書かれた石碑が立てられています。
そこから見渡す景色は面前の川です。本丸跡から川に向って急峻な崖地となっています。
このことからも三木城が台地の先端に築かれた城であることが実感できますね。
稲荷神社前には三木市埋蔵文化財センター?があり、休日でも三木城を中心とした遺物の展示をしています。三木合戦に関係する砦跡の遺物や、地形模型などもあり、無料ですが見ごたえはあります。
最後に雲龍寺に戻って、駐車場近くにある別所長治公首塚を見ました。手前の石積みは三木城の外堀に使用されていた石を集めて作られたそうです。