高岡城内にある高岡市立博物館では、現在、特別展「地図にみる高岡古城公園の400年」が開催中です。
藩政期高岡城の絵図のほか、高岡古城公園整備に関する設計書など多くの資料を無料で楽しめます。以前の高岡城展の図録掲載物はほぼ出品されているようですので、前回見逃した方は今回必見ですね。
絵図を見ていて今回ひとつ発見したのは、藩政期(現在も)高岡城での大手口と搦手口は、古城公園の設計図では逆に記載されていました。なぜでしょうね?
今日は14時から3階講堂で、高岡徹氏により「前田氏の越中進出から高岡築城まで」というテーマで講演があり、80名という定員のところ、大幅にオーバーして廊下まではみ出していました。
高岡氏も話に大いに熱が入り、1時間半の予定が1時間も延長されました。阿尾城菊池氏から木舟城、蓮沼城、今石動城、守山城まで、高岡城築城に至るまでの西富山地区の城館の変遷がよくわかりました。