5月8日快晴の空の下、名古屋城検定が開かれました。
って、運動会じゃないので天候は関係ないですね。
今年は場所が変わって名古屋市公会堂です。試験は午後からだったので、朝から歩いてホテルから鶴舞公園まで行きました。
午前に初級試験、午後に中級試験と上級試験がある。
ともに4階までエレベータで上って、中級は右へ、上級は左へ進んだ。
上級試験申込者は120人、昨年の中級合格者の4割であったので、さすがに会場は小さい。
しかし、さすがに上級試験を受ける精鋭たちはほぼ欠席者なしだった。まわりを見るとさすがにご年配が多い。若者が少ないのは残念だ。とはいえ、昨年の中級試験もそこそこ難しかったから仕方ないか・・・
試験問題と解答用紙が配られる。なんだこの記述式しかない問題用紙は!
40問と書かれた解答用紙に、「35問正解はどう数えるのか?」という質問が・・・
ここは太線で囲まれた問題を1問と数えて50問。ということは複数解答正解問題が多いってことか。数日しか試験勉強できなかったこともあるが、ここまで記述式が多いことは想定外だった。
ここで訂正が・・・、注意事項用紙の結果発表が「平成21年6月」に、解答用紙が「第2回上級試験」になっていることが判明した。まあ大した問題ではない。
中級試験に比べると解答に時間がかかったが、それでも終了の20分ほど前に会場を後にした。終了直後の手ごたえは半分、上級試験は問題用紙を持ち帰ってよかったので、ホテルに戻って答え合わせしたところは3割だった。あいまいな記憶の部分のケアレスミスが非常に多かった。勉強もできなかったし、これで合格しては合格した人に申し訳ないか。
第1回上級試験での合格はやはり難しかった(トリプル第1回を狙っていたのになあ)。今回で傾向は分かったので、これは気合を入れて勉強し直さないといけない。今年は合格率も2、3割というところかな?
合格発表を待つまでもなく、自分は来年も名古屋来ることに決定です。2年目は今年の中級合格者を合わせても、この難易度だと敬遠する人が多いでしょうし、今年受けた人でも来年から受験しない人は大勢いそうですね。自分と同じく難易度の差を感じた人が大勢いるでしょうが、地元の人はまだ試験対策講座を受けることができてうらやましいです。
さて、鶴舞まで歩いて今日発見したことがある。名古屋には歴史関係を扱う古書店が多く、自分もよくお世話になっているが、これまではほとんど見かけなかった。どこにあるのかと思っていたら、地下鉄鶴舞線の「上前津」から「鶴丸」の通り沿いが名古屋の古本街のようです。「山星書店」「大学堂書店」「飯島書店」など、自分もよく購入する古本店がありましたが、店頭に必ずしも自分の興味ある本があるとは限らないんですよ。特殊な分野は倉庫に置いていたり、積まれた本の山に埋もれて発見できなかったり、と。それでも、ネットに載せていないような価格帯の本を店頭で並べている古本店もあるので、ネット購入とは違う楽しみがあるのですよ。今日は山星書店さんで3冊お手頃な本を見つけて購入しました。名古屋城検定はダメだったけど、これが今日の収穫です。