今日は午後、広坂別館で「加賀八家 本多家の歴史と上屋敷周辺の発掘調査」の講演会を聞いてきました。
90名先着だった申込みは大幅に定員を超え、部屋いっぱいの人でした。市民の関心の高さが窺えますね。
まずは、金沢市埋蔵文化財センターの庄田氏による発掘調査の報告です。
門のあった場所の発掘では、階段が見つかりました。また附近に散乱する石は手前の石垣を崩したものだと推測されているそうです。
二段石垣の下段には刻印のある石も見つかりました。
報告のあとは、本多家15代当主の本多政光氏による「加賀本多家について」というテーマの講演がありました。
発掘調査の行なわれた門跡、石垣や道跡は、上屋敷絵図にもしっかり出ているようです。
今日は幸い良い天候に恵まれましたので、講演の後は現地で遺構を見ながら説明がありました。
今日はとても良い機会でしたが、この講演会の申込みも一日で定員となったらしいですが、若い人はやはりほとんどいませんでした。