真冬の北陸らしからぬ晴天のなか、正月以来の金沢城に行きました。
大手門から見る風景がついに変わりました。
ニラミ櫓の工事用囲いが今月取れました。
石川門のように二重櫓のあった櫓台には、幕末期火災後の財政不足のあって、塀のみが建てられました。しかし、中央に出しが1つあるのがかろうじて威厳を保っていますね。
横を向けば一の門。石川門や橋爪門と比べても最も大きな一の門です。
枡形のなかはスロープ工事の最中です。
このアングルいい感じですが、松の木やライトアップ用ライトがなければもっといいのですが・・・
通路を通って二の門に回りこもうとすると・・・
おーと!石川門の修復工事の工事用囲いも取れていますね。
漆喰の白がまぶしいですね。
現場見学会で知った金沢大学OBの荀子の碑も新しい壁に映えますね。
塀を支える柱の修復は、来年度石川門南側に移ります。
さて、河北門二の門は南側フェンスが外され、河北門の後ろの五十間長屋のアングルに障害物が少なくなりました。
二の門の雨溝もかなり出来てきました。
こちらから見ると、枡形の塀は石垣や土塁のために低く見えますが、石垣を塀に隠す「隠し塀」のため狭間もなく防御という点ではイマイチですね。
ニラミ櫓の南側には階段がありますが、急であり、手すりも付いていないので常時上れそうにないですね。
内側に立つ塀を支える柱は石川門に比べると短いような?
丑寅櫓からも河北門がすっきり見えるようになりましたよ!