新湊博物館の企画展「射水の城 神保の城」を見てきました。コロナウイルスの影響で開催期間のほとんどが閉館になったけど、予定通り7月5日に終了するようです。
平日だったので自分以外誰も見学者はいなかったのでゆっくりと鑑賞。展示は市内の放生津城と日宮城がメインで、方形居館や陣砦と考えられる黒河西山遺跡、針原東遺跡、八塚C遺跡、白石遺跡、下村加茂遺跡、小泉館など城跡としては認識の薄い遺跡も多く展示されていました。「日宮新村見取絵図」では本丸、二の丸の記載が本丸は現存する場所が示されているものの、二の丸は残っていない場所に描かれていて江戸期に古城跡となった地元での認識を知ることができました。
他地域からは埴生護国八幡宮宝物の古文書、富山城絵図と出土遺物、増山村絵図と増山城出土遺物などが展示されていました。砺波市の協力もあったのでとやま城郭カード全種類の展示もありましたが、この観覧状況では当初思っていた告知効果は小さいかもしれませんね。