月: 2017年4月

ここ数年名古屋城検定を受験していなかったので、去年６月に第２期の完成公開後初めての訪城となりました。桜シーズンと重なり、観光客もふだんより多めです。

まずは工事見学に行きます。

上洛殿は屋根完成間近でした。

一番西に位置する湯殿書院は基礎部分にようやく取りかかったところで、黒木書院は屋根の途中です。上から見下ろしていても大きいですが、下から見上げるとその大きさを、さらに実感するんでしょうね。

中に入って第２期部分も初めて見てきました。熊本城の本丸御殿ほどのキラキラ感はありませんが、落ち着いた風格を感じました。

今話題の耐震不足の天守です。ちょうど名古屋市長選の最中でしたが、耐震補強か木造建替か、名古屋市民でなくとも注目せずにはいられません。

福井県を走っているとき、ふと目に入ってきた小黒丸城跡の石碑

元はこの位置から北に５０メートルほどの水田台地に石碑が立っていたらしい。

北に九頭竜川、西に日野川の二大川が合流する場所に築造され、鎌倉時代に北朝方の斯波高経が守った城という。

５０メートルほど北の現状。圃場整備により昔の様子は知る由もないが、北に向かって緩やかに上りになっている。