玉泉院丸庭園整備始まる!

橋爪門工事現場を見た後、
玉泉院丸庭園整備
二の丸西側から玉泉院丸コースへ入っていくと、あれいつもと風景が違う・・・・
途中で通路が切れている?と思ったら曲がっているだけでつながっているようです。
玉泉院丸庭園整備
色紙短冊式石垣の前では整備が始まって、松坂門側からの通路は切れているようです。
しばらくは色紙短冊式石垣の前には行けないみたいです。
玉泉院丸庭園整備
下に降りていくと、雑木林だった場所がすっかり整地されている。ここには旧陸軍時代?の門跡なんかもありましたが、何もかも撤去されてしまいました。
玉泉院丸庭園整備
石垣のまわりの木も整理されて、見え方も変わってきました。
玉泉院丸庭園整備
整備予想図が一緒に設置されています。
玉泉院丸庭園整備
と、見学通路は位置が変わって、中程を突っ切るようになりました。
玉泉院丸庭園整備
石垣群までの距離が短くなってうれしいです。石垣の上に積もっていた土や瓦礫も徐々に撤去されているようで、(それが前に積まれている袋かも?)石垣の景色も見応え出てきました。整備後はきっと石垣の大パノラマが広がることでしょう。
玉泉院丸庭園整備
と、三十間長屋が以前より見えるようになったような?
もう少し伐採してくれれば、新しい写真スポットが出来ますね。
玉泉院丸庭園整備
また足繁く通ってみることにしましょう。

ついに始まるよ!橋爪門二の門復元工事

GW以来の橋爪門工事現場を見てきました。
金沢城橋爪門復元
鶴の丸休憩所前の池にはちょうど菖蒲が見頃を迎えていました。
金沢城橋爪門復元
変わらない風景・・・?
金沢城橋爪門復元
と思いきや、工事のお知らせの看板が立っていました。
金沢城橋爪門復元
工事開始は6月15日!
あと1カ月を切り、いよいよ始まりますよ。
金沢城橋爪門復元
今回の工事範囲は、土塀と二の門です。
金沢城橋爪門復元
こちらはフェンスの位置が低くなりました。
金沢城橋爪門復元
復元予想図も角度を変えて描かれています。小さくて見落としがちですが、お見逃しなく!
金沢城橋爪門復元
二の丸への通路は二の門の復元によって、以前より急角度になりそうです。掘って配管の位置とかを確認しているようですね。

5月通常総会 きくざくら第21号が出ました

石川県立美術館ホールで5月総会が開催されました。
5月通常総会
22期会員13名を加えて132名になった金沢城・兼六園研究会ですが、今日は議決権ギリギリでしたね。広坂別館では狭いけど、美術館ホールでは広すぎる感じがあります。もっと出席してほしいところですが、ご高齢の方も多いですからね。
5月通常総会
きくざくら第21号が出ました。昨年は記念すべき20号だったので多くの投稿がありましたが、今年は少なめでした。
5月通常総会
今年も昨年に続き投稿しましたよ。「古絵葉書で見る金沢城・百間堀」というテーマです。
平日開催の行事ばかりでほとんど参加できない身ですので、こういう場所で貢献しないと!
5月通常総会
通常総会に続き、例会として、金沢城調査研究所の滝川氏が「金沢城跡五十間長屋の発掘調査」という少しディープな話題で講演しました。
5月通常総会
NHK大河「利家とまつ」に合わせて開催された平成13年の全国都市緑化いしかわフェアに向けて、金沢城二の丸の菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓ですが、金沢大学が移転した後の三の丸からの眺めがこんな感じだったそうです。
今となっては新鮮な写真です。
5月通常総会
建物が残っていた最終期の明治11年の写真。三の丸でもかなり北東部から撮ったもので、右の木の陰に河北門が写り、左に菱櫓、五十間長屋、橋爪門櫓、橋爪門一の門、奥には二の門の屋根も見えます。
中でも一番興味を引くのは、三の丸中央に写る井戸ですね。現在はほとんどが埋められてしまって見ることができない井戸がここにあったんですよ。
5月通常総会
発掘調査で菱櫓から橋爪門までの櫓・長屋台の石垣は初期と末期で礎石が変化していることがわかったそうです。
5月通常総会
初期は穴を掘って隅石大の大きさの石を埋め、上に柱を立てていたそうです。
5月通常総会
末期は穴を埋め、石垣の最上部で建物を支える鬘(かずら)石大の大きさの礎石を、鬘石の高さに合わせて二段にしていたそうです。