清洲城にやって来ました。
天守風建造物が建っている場所にもともと天守はなく、観光用に建てられた模擬天守と呼ばれるものですが、この赤い橋から見える城門と天守はいつもワクワクさせてくれますね。
天守前の庭園にはこれまた絵になる風景が広がります。
横の御殿風建造物は入った記憶がないですが、今回は中に入れるようです。
今日はここが主目的です。
NHK大河ドラマ「江」に合わせて開催中の「ドラマ館 江と三英傑 絆のやかた」です。長浜のほうは宣伝も多かったですが、ここ清洲のほうは直前に知りました。
そうそう「清洲町」は平成の合併で「清須市」になったそうです。城名は「清洲城」のままですが
入場券。ちょうどもぎ取られる部分に織田家家紋が印刷されているので、さきに撮影してみました。
展示内容は清洲会議を中心とした愛知県が輩出した三英傑、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の展示でした。随分前に放映された部分でもあるので、もう展示終了間際の今となっては古い。
では、周辺を散策します。まずは広場にあった濃姫像です。信長は・・・
と対岸の公園に向かう途中、河原沿いに織田家家紋を見つけた。
おみやげ店には家紋をかたどった最中が販売されていました。美味しかった!
公園には若き日の信長像が立っていました。
天守の対岸のみやげ店横に「清洲古城址」碑が立っています。もとはこちらが城のあった場所です。
公園内には信長公を祀る社が建っています。
発掘調査で見つかった石垣が野外展示されています。
天守内展示の最上階には往時の屋根を復元展示されています。金箔瓦ってこういう感じなんですね。
最上階から見える風景はどこも近代的になってしまいましたが、名古屋市街方向を眺めると・・・
名古屋城が見えますよ。1610年、ここ清洲から名古屋へ、城下が移動しました(清洲越し)。
日: 2011年11月13日
尾張大野城 江を訪ねる旅 愛知県の城館
江が最初に嫁いだ先として、今年注目を集めた尾張大野へやって来ました。ドラマではほぼ1話程度で別れてしまいましたが・・・・地元は盛り上げようと頑張っていますね。
平野部が続く中、ひときわ小高い丘の上に展望台が見えます。
大野城一帯は城山公園として整備されていました。
ぐるりと空堀がめぐる中心部に上がると、石碑と展望台がありました。
実際には天守はなかったのですが、展望台として建てられた建物は天守風ですね。
ここから見える伊勢湾を江も眺めたのでしょうか?
現在一番高い部分には佐治神社が祀られています。思ったより小さい社です。
主郭はかなりの比高差があり、天然の要害となっています。
町へ向かって、旧郵便局を改装したという尾張大野歴史資料館にも行ってきました。今年空きスペースを利用して開催されている資料館ですが、ドラマが終わった後も続くのかは不明です。期間限定かも?
中にはあいち戦国姫隊が来た時の様子や
ドラマで佐治一成を演じた俳優、平岳大さんが来た時の様子が展示されていました。
もちろん、佐治氏とドラマ登場人物の関係図などもあり、地元の歴史を紹介することも忘れていませんよ。ドラマ終了まであと少し、ぜひご覧アレ!
桶狭間古戦場 再び!
名古屋市緑区にある桶狭間古戦場公園に来ました。
前回は昨年春、名古屋城検定に合わせて歩いてここまで来ました。今回も名古屋城検定に合わせてですが、車で来ました。Googleナビで来たら、どうしても神明社境内にナビされてしまい、途方にくれているところで記憶に残る風景に会って、なんとか辿り着きました。
昨年は銅像建立の一週間前の訪問で、残念ながら対面できなかった信長像と義元像でしたが、若き日の信長にようやく会えました。
義元も従来の小太りの貴族風ではなく、凛々しい姿で、地元ならではの敬意が感じられます。
公園は桶狭間合戦の地理がモニュメントとして配置されています。
今は閑静な住宅街で、世間を驚かす一大事件が起こりました。
ちょうど設置しているところに遭遇した「桶狭間の桶」(地元ボランティアの方の洒落ですよ)は今も健在でした!