1年ぶりに名古屋城に来てみたら、西南隅櫓に素屋根が懸けられて、名古屋城一の撮影スポットが変わっていました。
西南隅櫓は濃尾地震で崩れて、城内唯一の菊の御紋が瓦に描かれた旧離宮の面影が残る建造物です。
次に西南隅櫓が見られるのは平成26年秋ということで、随分先ですね。工事中で掘部分にも部材が置かれていますので、あれ!?鹿たちは・・・
と思っていたら、表二之門近くの堀で仲良く休んでいました。
工事現場の看板には「旧二之丸東二之門」の文字もあり、
ずっと立入禁止になっていた現場に行ってみると、
こちらは完全に解体されて、礎石のみの状態に
こちらは一足先に平成24年冬に終了予定ということです。
日: 2011年11月12日
名古屋城 西北隅櫓、乃木倉庫の特別公開
秋に名古屋城検定が日程変更になり、ちょうど特別公開中の西北隅櫓に入ることができました。県外者にはタイミングよく訪れるのは難しいことなので、自分も初めて入りました。
北西隅櫓は別名、清洲櫓とも呼ばれ清洲城天守を移築したものと言われた時代もありましたが、修復調査により現在は否定されています。層塔型という形式で、階が上がるごとに徐々に面積が狭くなる形式ですが、この建物は通し柱がなく、代わりに下階の廊下に貫を通すことで上階の柱を支えているそうです。写真は二階。
最上階でも広く、大勢の武士が待機できるようになっています。
眺めはよく、堀越しに名城公園方向を撮ってみました。
もうひとつ、同じく御深井丸に建つ乃木倉庫も中を公開していました。
太平洋戦争の名古屋空襲で本丸御殿の障壁画を守った土蔵の戸は、分厚く重量感があります。
中は単純な構造で広く空間が取られていました。
一角には古材や古瓦が集められて置かれていました。貴重な体験でした。
名古屋城本丸御殿 表御殿が・・・いつの間にか
名古屋城本丸御殿復元工事現場に久しぶりにやってきました。開府400年祭が行われていた昨年から1年ぶりになります。
ヘルメットを受け取って上に上がります。
1年前は玄関がようやく形が現れてきたところでしたが、
1年ぶりの工事現場は、あっという間に表書院の形ができていました。
玄関北の中之口部屋はようやく柱が立てられ、これから形が出てくるようです。まだ3分の1のスペースを作業しているだけですが、やはり大きいですね。上から見てきてこれだけの大きさですから、下から見上げると相当の大きさですね。入るのが楽しみです!
今日は土曜日なので木材加工場のほうにも入れました。
入口には切断で出た切れ端を持って帰れるコーナーもできていて、いい香りのするひのきの端をもらってきました。
今日は土曜日でしたが、作業している方が一人いました。
前回見た時は柱や貫など大きな部材を中心に削り出していましたが、今回は垂木など小さな部材も多く見られました。次来れるのはいつの日か?
名古屋城検定 第2回上級試験
あいち戦国姫隊も名古屋城検定初級を受験です!
今年は5月から11月に受験日が変更になって、第2回上級、第3回中級、第5回初級が開催されました。朝早くに出発して名古屋へ出向きました。
場所は昨年と同様に、鶴舞公園の名古屋市公会堂です。
受付10分前に着きましたが、前で何かやってるなーと思っていたのです。今年は新しく結成された「あいち戦国姫隊」が参加することはホームページで見て知っていましたが、ちょうど記念撮影していて、一緒に撮っている人もいましたが、自分は姫のみで1枚撮らせてもらいました。最初のがその1枚です。
会場に入ると上級を受験する皆さんは気合が入っています。座席表は100名。昨年よりは随分と減りましたが、皆さん熱心です。自分は勉強不足で出来は半分ほどでしょうか?合格証もリニューアルしたので、来年は初級からやり直そうかな。
今年はスポンサーから参加賞がありました。本丸御殿ラベルのお茶が2本、飴3個にボールペン1本です。ワオンカードとストラップは募金を兼ねて購入したものです。
<2011/12/20追記>
上級・第2回検定結果
受験者数:95名
合格者数:13名
最高点:39点/50点
平均点:21.2点