曇よりとした雲行きの中、金沢城に向いました。晴れの予報日に夏休みをとったはずが、夏の天気は変わりやすい。
平日だから発掘調査しているかどうか、昼からの大雨予報のため不安もありましたが、やっていました。
休日に訪れたときはブルーシートに覆われていて、どういう状況かわかりませんから、どこまで進んでいるか確認しましょう。
まだ見つかった石積みの内側を掘っているようです。地道に進んでいるのかな?
角度を変えて他の作業を見学します。
石積み近くで何か記録している人がいます。
しばらく見ていると石積みを測量しているようでした。
更に角度を変えて見学します。
南側を掘った部分で何か進んでいるか見てみます。この部分はブルーシートの下は見たことがありませんでした。
溝が発見されたのか、トレンチを入れているのか、ちょうど土塁の土台あたりになるのでしょうか。
本丸から眺めてみます。
先程の溝部分。地層を示す白い糸が張られています。溝ではなく、トレンチを入れて断面を確認しているようです。
日: 2011年7月27日
金沢城 石川門続塀の工事状況を見る
ずっとブルーシートに覆われている石川門続塀の修築現場。
ちょうど昼休みとあってか、上にめくり上げられて中が少し見えます。
出窓の横、塀のあるはずの部分は何もなく、塀は一度すべて解体されたようです。ここまで本格的に解体して修築しているのですね。
金沢城 玉泉院丸整備状況を見る
北陸新幹線の金沢開通に向けて整備を急ぐ玉泉院丸跡にも行って来ました。
県の担当者が石垣を調査しています。
曲輪のあちこちで穴を掘る音が聞こえます。
これは何を調査しているのか?
県の担当者は、図面を見ながら石垣に何か印をつけています。何か調査しているのか?
穴を掘っている方は下りてきてこの看板を見てわかりました。地盤調査をしているのですね。まだしばらく続くようです。
玉泉院丸の調査は昨年度の奥の壁面で行われていました。昨年度は滝があると推定された場所を、今年度はその西側を深く掘っているようです。
望遠で見てみると、奥に石らしきものが見えます。記録しながら掘り進められているようです。
戻ってきて玉泉院丸の石垣、下からいくつかの石にテープが貼られています。
とても気になったので県の担当者に何の調査か尋ねてみました。
定期的に石垣のはらみ(石垣の裏が水を含んで前に盛り上がってきた部分)を調査しているそうです。テープが重要なのではなく、テープの右下に貼った黒いマークで測るのだとか。なるほど!
今日行ったときにちょうど紅葉橋の奥の元堀跡のほうでも作業していました。
ここより奥は一度発掘調査していますが、手前には廃材や木材が積まれていました。
今日はそれらをすべて移動させて、これから掘っていくような感じでした。