旧小松城に使われたとみられる瓦の破片34点が8日までに、小松市丸内町の用水で見つかった。小松市埋蔵文化財センターによると、現地は江戸時代は堀で、明治期に旧小松城の建物を壊して堀を埋めた際に瓦も投棄されたと推測され、「発見地周辺に他の遺物が残っている可能性が高まった」としている。
瓦は平瓦と丸瓦などの一部で、大きなものでも縦横10センチ四方程度しかないため、どこに使われていたかは不明という。
明治維新後、政府は城郭の破壊と用地の払い下げのため、建物や石垣などで堀を埋めるように地元に求め、瓦も埋め立てに使われたとみられる。同センターは「発見地では城郭が完全に破壊されていると推測されていた」と説明している。(北國新聞2011年6月9日付記事より)
月: 2011年6月
辰巳櫓20分の1模型 再び!
北国総合研究所が金沢工業大学の協力を得て作成した、金沢城の辰巳櫓20分の1模型。
完成した後、赤羽ホール、しいのき迎賓館と数ヶ月展示されていたものの、その後展示スペースがなく、一般の目に触れる機会がなくなってしまいました。
今日は百万石まつり。60回を記念して142年ぶりに復活した盆正月の「作り物」コーナーに再び登場しました。
内側もしっかりと作ってあるのですが、一方向から見ることができるのみで裏からも見たかった。
3Dプリンターで作られた模型はとても精巧にできています。来年も見られるかな?
Get the Flash Player to see this player.
金沢城 橋爪門の発掘調査進む
百万石まつりで金沢城に来たついでに、発掘調査が進む橋爪門へ。
南側に大きく掘り込んでいます。
よく見ると、復元された橋爪櫓石垣から2メートルほどのところに1列の石垣。
本来はこれに相対する石垣列があって、間が通路になっていたと思うのだが、南側はこれほど掘っても何も出てこないから破壊されたのか?
今年度に行われるであろう現地説明会が楽しみだ。