小諸城 長野県の城館

小諸城に行くために大手門前駐車場に車を停めて散策です。懐古園駐車場よりこちらのほうが滞在時間を考えると安く済みます。
小諸城
早速、隣りの大手門公園から見学です。桜も目的のひとつです。
小諸城
小諸城は城域を線路で分断された城のひとつで、大手門と三の門のあいだにしなの鉄道が走ります。
小諸城
大手門の二階は展示場になっていますが、10時から15時までとなっていて今回は残念ながら中の見学はできませんでした。
小諸城
線路をくぐり三の門に出てきました。小諸城は風林火山放映時以来です。前回は隣りのホテルに宿泊したこともあり、夕方と早朝に見ましたが、ゴールデンウィーク初日としては観光客は少ないです。
小諸城
三の門をくぐると懐古園入口の前に懐古館が建っていて、ここで日本100名城のスタンプを押せます。受付で販売されている「小諸城全図」(300円)もいいですよ。前回来たときはもうひとつ何か販売されていたような気がしますが・・・
小諸城
懐古園に入ると、右側に高く二の丸を囲む石垣が並んでいますが、これは昭和50年代に復元された石垣です。
小諸城
二の丸横から本丸へ至る虎口はカギ爪のように屈曲しています。
小諸城
黒門跡の前に架かる黒門橋です。紅葉谷とも欄干に書かれていますが、
小諸城
橋の架かる谷筋は本当に深い。
小諸城
本丸隅に天守台が残っています。
小諸城
天守台の斜め前に武器庫が復元されています。これは幕末の藩主牧野家時代のものです。
小諸城
武器庫の横から地獄谷に架かる酔月橋を渡って、郷土博物館へ行けますが、前回訪れた郷土博物館は休館になってしまっていました。残念。
小諸城
地獄谷というだけあって、紅葉谷よりさらに深い。落ちたらタダでは済みそうにありませんが、鉄製の橋でよかった。これが木製のつり橋だったり、強風が吹いていたら渡る勇気がないですね。
小諸城
本丸は懐古神社となっています。
小諸城
拝殿の前に、山本勘助が所持していたと伝わる鏡石が光っています。
小諸城
天守台には何にもありませんが、
小諸城
ここから見える本丸石垣と馬場の桜がきれいです。ちょっと遅かったけど。
小諸城
馬場の一角に満開の小諸八重枝垂桜が一本ありました。濃い桃色が青空に映えます。
小諸城
夕暮れの太陽を背にした枝垂桜もいいですよ。
夕方に来たのは桜のライトアップを見たかったのですが、桜も終わりかけ、さらにライトアップは中止ということで今回は諦めました。

日本100名城スタンプラリー 小諸城

47個目のスタンプは小諸城です。
日本100名城スタンプラリー 小諸城
城址は懐古園となっていて、小諸駅からはこの三の門が入口となります。
日本100名城スタンプラリー 小諸城
アングルはこの三の門なのですが、何か違いますね・・・
日本100名城スタンプラリー 小諸城
と思ったら三の門の内側から撮ったものでした。窓の数と懐古園の扁額がないところが一緒です。
日本100名城スタンプラリー 小諸城
小諸城には上の三の門の他に、大手門が線路を挟んで残っています。こちらは中の見学ができるようなのですが、15時で閉まるようで残念ながら中には入れませんでした。

龍岡城 長野県の城館

田口峠を守る龍岡の地にやって来ました。直前の橋が工事中で遠回りさせられましたが、なんとか到着しました。
龍岡城
龍岡城は大給松平家により幕末の緊迫状態のなかで三年間で築上されました。
龍岡城
その最大の特徴は日本で2例しか存在しない西洋稜堡式の城郭だということです。もうひとつは函館の五稜郭。龍岡城が「もうひとつの五稜郭」とも言われています。
龍岡城
現在は内堀の5分の3、土塁の3分の2が残っていて、ぐるりと一周しても30分かからない小さな城ですが、小諸から田口峠を越える街道を押さえていました。
龍岡城
なぜこの時期に来たのか?それは山奥の龍岡は今が桜の見頃だからです。
龍岡城
土塁は地元の子どもたちの木ソリの格好の遊び場となっていました。楽しそうです。
龍岡城
少し曇ってきたのが残念です。
龍岡城
水堀がなくなった部分も土塁側の石垣はすべて残っているのがすばらしい。
龍岡城
水堀のなくなった堀石垣は間近で見ることができるのが良いです。水堀を渡ってくる敵を容易に上陸させないための跳ね出し(武者返し)もよくわかります。
龍岡城
現在の城内は小学校となっていますが、畑や住宅に囲まれた静かな場所です。
龍岡城
堀に映る桜も美しい。ライトアップはされていないようですが、ライトアップすればとてもきれいでしょうね。
龍岡城
よく見ると、水堀の残る石垣は一部が崩落しているようです。これ以上壊れないように修復してほしいです。
龍岡城
大給松平家は「陣屋格」であったので天守など城は許さない身分でしたが、陣屋や屋敷は建てられていましたが、廃城により現在は小学校校舎としても使用された台所のみが残っています。元の位置には小学校校舎が建てられているので、位置は往時とはずれた場所になります。
龍岡城
この太い梁柱が印象的な建物です。常時公開している建物ではないそうですが、花見シーズンで運良く入ることができました。ラッキー!
龍岡城
帰りは反対方向に行きましたが、途中何か石垣が見えてきました。
龍岡城
北の街道沿いを守る龍岡城の桝形でした。交通止めで運良く通りましたが、道路沿いのこの小さな施設が残されていることに感動しました。地元で大事にされてきたのですね。
龍岡城
龍岡城に行ったときは五稜郭だけでなく、枡形もお見逃しなく!

上田城 長野県の城館

風林火山以来の上田市です。
上田城
上田駅前の真田幸村像です。上田に来たらまずこれを見ないと!
上田城
市役所前通りには大手門跡が大手門公園として偲べます。
上田城
道路の形もだいぶ変わってしまっているようですが。
上田城
二の丸橋の入口に「上田城址」石碑が立てられています。
上田城
今回は二の丸の市民会館駐車場に停めましたが、もうひとつ南側に上田城跡駐車場があります。
上田城
上田城の南側は絶壁となっていて天然の要害と言えます。
上田城
西櫓横から上ることもできますが、この急坂の前で地元の犬の散歩をしていた方が上ろうとしたら、犬が嫌がって全く動こうとしない光景を見てとても面白かったです。
犬も厭う急坂かな
上田城
本丸跡は
上田城
その大部分が芝生公園となっています。
上田城
北東櫓台は鬼門方角であり、
上田城
内堀の角が鬼門除けとして切り込んであります。
上田城
本丸の一部は真田神社となっています。
上田城
神社奥には真田井戸が残っています。
上田城
北櫓と桜、似合いますね。
上田城
北櫓と南櫓、それをつなぐ東虎口櫓門は入場することができます。北櫓から入ります。
上田城
模型を置いてありますので、立体的によく理解することができます。
上田城
城門は平成六年に復元されたものですが、まだまだ新しいです。
上田城
上田城は確かに真田氏の居城でしたが、幸村が城主になったことはなく、それでも幸村が観光客に人気があるためか前面に出るのは仕方がないところですね。戦国BASARAの影響も大きいのでしょう。

上田藩主屋敷 長野県の城館

現在、上田高校の敷地となっている場所は上田藩主屋敷として館があったところです。
上田藩主屋敷
上田駅から屋敷跡へ向かう途中に現代地図に藩政期地図を重ねた案内図がありました。こういうのが町の隅にあるのはとてもいい!ですね。
上田藩主屋敷
中は高校なので当然入れませんが、内堀の一部が残っていてそれだけでも楽しめます。
上田藩主屋敷
門が残っています。
上田藩主屋敷
これはどの藩主の家紋ですかね?
上田藩主屋敷
石碑がないのかなーと思っていたら、来た方向とは反対に立っていました。
上田藩主屋敷
こんな歴史ある高校に通うのは羨ましいです。
上田藩主屋敷
堀は門の前の直線部と北部分に曲がって一部が残っています。
上田藩主屋敷
今日は天気も良かったので、亀たちも甲羅干しで気持よさそうでしたよ。

日本100名城スタンプラリー 上田城

上田城にやって来ました。風林火山放映時以来ですから年々経ったのでしょう。
日本100名城スタンプラリー 上田城
前回はちょうど100名城スタンプラリーの始まる前でしたので、今回はまずこちらのスタンプをゲットしました。
日本100名城スタンプラリー 上田城
アングルは本丸入口の東虎口櫓門、北櫓、南櫓の三櫓です。
日本100名城スタンプラリー 上田城
北櫓と
日本100名城スタンプラリー 上田城
南櫓になります。俯瞰したアングルなので、斜め前の市民会館の屋上からでも撮れれば思ったようなアングルになるんでしょうけど、惜しい。みんな入れるところからのアングルにして欲しかった。

荒砥城 長野県の城館

前日に戸倉山田温泉に泊まりました。
荒砥城
今日は晴天です。背後の山に戸倉山田温泉の案内板が立っていますが、右端に物見櫓が見えますか?
荒砥城
9時の開園に向かうように斜度のきつい坂道を登ってきました。軽だと時速30キロがやっとの急坂です。
荒砥城
荒砥城に着きました。ここは村上氏の一族、山田氏の山城です。
合わせるようにもう1組のカップルが入って行きました。
荒砥城
ソメイヨシノ桜は終わってしまいましたが、ちょうどスイレンが咲いていました。
荒砥城
これは八重桜?でしょうか
荒砥城
二の門に到着しました。
荒砥城
二の郭の入口に物見櫓があります。
荒砥城
建物が復元されて往時を偲ぶことができます。
荒砥城
櫓上からは上田方面がよくみえます。左手の山は村上義清の主城であった葛尾城です。
荒砥城
本郭に入りましょう。
荒砥城
本郭入口にも二の郭と同様の門が配置されています。
荒砥城
本郭からは千曲方面がこれまたよく見えます。
荒砥城
本郭には下から見えないように低い建物が立てられ、左が当主の館、右が兵舎となります。
荒砥城
当主の館の内部には一段高い段が設けられています。
荒砥城
一段高い本郭から二の郭はよく見通せません。

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本郭の門上からぐるりと一周 荒砥城 さて、ここまで見てきてテレビで見たことある光景だと思った方もいるでしょう。 そうです!ここは今年のNHK大河「江 姫たちの戦国」で落城する小谷城のシーンに使用されたロケ地なんですよ!