金沢城の玉泉院丸でも今日は作業していました。
といっても発掘作業員はいませんでした。見学用通路などが外され、以前の現場見学会のときとは雰囲気が違って見えます。
調査員が記録を取っているようです。ということは、今年の作業ももう少しで終わりということですね。
と、玉泉院丸のまわりは紅葉がきれいでしたよ。
ということで、金沢城内の紅葉を少し紹介しますよ。
こちらはいもり坂から極楽橋を見た方角です。いもり坂がなくなれば、下の玉泉院丸からこの景色が望めるようになりますよ。
こちらは三十間長屋のある本丸付段の紅葉です。ここは今が真っ盛りでしたね。
そして、本丸跡通路です。落ち葉に敷き詰められた通路が秋を感じさせますね。
日: 2010年12月1日
金沢城 橋爪門発掘調査
底さらいをするのか水を抜かれて水位の低くなった橋爪門一の門の中で現在発掘調査がおこなわれています。
金沢城三御門の最後を飾る、橋爪門二の門の復元に向けた発掘調査ですが、
ちょうど昼休みを終えて作業を開始しました。
現在の北側櫓台石垣の手前に姿を現した石積み。ここは通路のはずですが謎です。
石積みの内側はめくられたシートによってよく見えませんでした。
ということで、本丸櫓台から観察です。
望遠でとりあえず撮影しておいて確認したら、1メートルほど掘り下げられた地表面から
櫓台石垣沿いに雨樋らしきものが見えます。
こちらでは柱の根石らしきものが見えますね。
金沢城 石川櫓はすっかりシートに覆われた
石川門の修築工事は今年度から南側に入りましたが
これから冬の降雪に向け、上をシートで覆ってしまいました。
金沢城のシンボル石川櫓もシートと鉄骨に覆われて、来年3月までこの姿のようです。
昨年度までに修築の終わった北側の土塀内側には、
先日、「金沢大学誕生の地」のモニュメントの除幕式があったばかりですが、これがそうです。
加賀藩塩硝蔵跡
平日の晴れ間。こんな日に休日とくれば発掘現場めぐりをしないわけにはいきません。
11月下旬から今年の発掘調査が始まっているという情報のあった「加賀藩塩硝蔵跡」に行きました。
今年はどこか聞いていなかったけど、昨年までの場所近くでは行っている気配がないので、今日は空振りか?と思っていたら、一段上の果樹木の下でやっていました。
今年は小規模に1本のトレンチを掘っているだけですが・・・・作業中であり近づけませんでした。
上から見ても果樹ネットでトレンチの様子はわかりませんでしたが、絵図ではここには重要な建物はないように思えますが、何を見つけようとしているのでしょうね。