37個目のスタンプをゲットしました。半年ぶりとなるスタンプラリーの旅です。
ここは兵庫県の和田山町にある「天空の城」ラピュタ・・・・、いやいや竹田城です。
竹田城が「天空の城」と呼ばれる理由は、山上に築かれた石垣です。麓から見ても森の上に突き出た石垣は異様ですが、山中の和田山では秋に朝靄が発生することがあり、その靄から山上が突き出るとまさに雲に浮かぶ城のように見えます。
竹田城の夏は草が繁茂して石垣が隠れている部分もあり残念でした。
スタンプのアングルは、おそらくこの写真奥の天守台から手前を見たものだと思いますが、今日は時間もなく、また体力に限界を感じてあまり歩きまわることができませんでした。
スタンプはJR竹田駅に併設された観光情報センターにありますが、
こちら山城の郷でも押すことができます。自分はこちらで押しました。
ちなみに観光情報センターでは、竹田城のガイドブック、ポストカード、写真、ヌンチャク袋などのグッズを購入することができますよ。パンフレットもありますのでぜひお立ち寄りください。
日: 2010年7月30日
竹田城 兵庫県の城館
山上の石垣がすばらしい播磨竹田城です。
駐車場から一番遠い入口から入ります。
2度目ですが、ここは石垣がすばらしいですね。
北千畳から大手門と城下を見下ろしてみました。高いなあー
三の丸から二の丸と本丸方面を撮ってみました。夏は草深いですね。
三の丸を通って、弐の門を通りすぎたところで一度引き返しました。
もう一度の登城は南千畳からです。
正門の向こう側に見えるのが天守台です。
今度は花屋敷から駐車場へ向かいました。
さて、なぜ2度も登城したのか?というのは一緒に上っていた母が迷子になったからです。(自分が迷子か?)急な崖も多いのでとても心配しましたが、舗装道路から上ってきて、なぜ花屋敷から下りるのかと思いましたが、今回は草深かったので疲れたこともあり諦めて、次回は春先に来ましょうかね。
国吉城 福井県の城館
姫路へ向かう途中で、昨年春オープンしたばかりの若狭国吉城歴史資料館に寄りました。
佐柿町奉行所跡に建設された資料館の入館料は100円!安いですね。
ここでは国吉城を中心に佐柿町の歴史を学ぶことができます。国吉城の立体模型もありますよ。
資料館は夏休みとはいえ、平日の午前なので観光客は自分たちだけでしたのでゆっくりと見学できました。
資料館を見て帰ろうと思っていると、受付で今日は本丸近くで発掘調査が行われているとのこと・・・
登るつもりはありませんでしたが、調査中と言われれば登らないわけにはいきません!!
ということで登り始めますが、寝不足気味もありバテバテです。6分ほど登ったところで佐柿の町並みが見えました。
さらに登ると、本丸下段の堀切のところへやってきました。
今回の発掘調査はこの堀切のようです。
堀切の両側に石垣が出ています。
かなり立派な石積みですね。中世の山城でも堀切のみ石垣をもったものは見たことないですが、もしかすると郭をぐるりと石垣が巻いていたのかもしれませんね。破却されてここだけ残ったのであればわからないこともないな。
すぐ上の本丸へ向かいます。本丸の入口は虎口のようになっているようですが、手前に「石垣」の看板があるけど、どこ???
と思っていたら、側面の急な崖の部分に一部石積みが残っていました。自然石を積んだ形式は堀切の石積みと同じ形式です。
本丸から見た佐柿の町並みです。
本丸はけっこう広いです。
中央付近に「国吉城」と書かれた小さな石碑と案内板があります。
本丸奥には一段高くなった土塁が残っています。その下に堀切が残っているようですが確認できませんでした。
戻ってくると休憩が終わって、発掘作業が始まっていました。
下りてくる途中に伝二の丸跡があります。資料館前の案内板では出丸跡となっていました。
一段低い平坦地へ下りてみると、ここには土塁と門跡が残っていました。
反対側の郭から見ると、この門跡はまっすぐには進めない巧妙な仕組みになっていることがよくわかります。
麓には館跡があります。前回の訪問時はこの館跡の発掘調査が行われていました。館跡のまわりは石組み水路が見つかっています。
国吉城はこの麓の館と山頂に築かれた山城という、中世の典型的な平時の館と詰めの城形式です。
資料館に戻ってきました。奉行所の石垣も復元されています。
整備された駐車場には「国吉城址」の立派な石碑が新設されていました。本丸へ登らない方はこの石碑の前で記念撮影するのでしょうね。