本丸御殿復元現場の最後に、この高層の建物内に入ります。
素屋根内部は、月、水、金、土日に公開されています。入り口でヘルメットを受け取り、階段で上階へ上ります。ちなみに、エレベータもありますが、障害者、高齢者用ですのであしからず・・・
階段を上ると、入り口が見えました。なんだかワクワクしますね。
入ると、建物の壁沿いに東側から西側を見下ろすようにスロープが設けられています。
こんなに広い復元現場は初めてです。
現在は「墨出し」の作業中と書かれています。
作業員の方が礎石?になるであろう石を並べて何か測っています。
作業は玄関から始まっているようです。秋には玄関の一部が公開される予定で楽しみですね。
なかなか何度も来ることは厳しいですので、どなかた地元の方レポートしてくれませんか?
日: 2010年5月7日
名古屋城 本丸御殿復元 工事見学コーナー
ちょうど1年前のオープン時に入った天守閣前の工事見学コーナーに入ります。
内容はあまり替わり映えしないですね。
と思ったら、本丸御殿復元工事現場のライブ映像を映すモニターが増えていました。
壁に復元工事が始まる前の上空撮影写真がかかっていました。
ここに8年後本丸御殿が復元されます。楽しみですね。
名古屋城 本丸御殿復元 木材加工場を見学
雨の名古屋城です。明日の名古屋城に向けて、前日の名古屋入りです。
早速、御深井丸に行ってみると、かなりのスペースを使って木材加工場ができていました。
こちらの公開は月曜日から土曜日。日曜日はやっていませんが、土曜日もやっていない時もありそうです。
中に入ると見学通路があり、窓越しに中の見学ができるようです。平日の雨とあっては人もまばらです。
見学通路は、木材加工場、大工道具研ぎ場、原寸場と続いているようです。
今日は作業やっています。わざわざ平日に来た甲斐がありました。
じっくりと作業を見学させていただきました。ワイヤー入りの窓のため、撮影が難しかったですが、間からなんとか作業風景を撮影しました。
もちろん作業の邪魔にならないようにフラッシュは厳禁です!!
現在は木材から角材を切り出して、
ほぞ穴を開ける作業の真っ最中でした。
城郭建築ほど大きな木造建築物を作る機会は少ないですから、ここが若い人の修行の場となって、後世に技が伝えられていくのですね。
この加工場の隣りに進むと、大工道具の研ぎ場があります。
ここでは鑿の研ぎ作業をちょうどしていました。
最後の部屋は原寸場です。図面ではわからないところを実寸大で作図する場所のようです。
名古屋城 東馬出石垣修復工事
雨模様ですが、なかなか来ることはできませんので、内堀のまわりを歩きました。
すると、東馬出の石垣がいよいよ積み直されていました。
裏込めの石がたくさん見えます。
ここは石垣がはらんで崩れる可能性があるため、随分前より立入禁止になっています。
修復を終えて入れるのが楽しみですね。
雨でずぶ濡れになりましたが、雨の日でも良いことがあります。
それが、この石垣の刻印などが見やすいことです。光がなく、石がぬれて文字や模様が浮き出てくるのです。
今年は名古屋城築城400年の記念すべき年。
「はち丸」くんも出動して盛り上がっていますよ。