安田城は豊臣秀吉の越中攻めのときに、白鳥城の支城として築かれました。攻められたのは佐々成政です。
この城跡は、ほ場整備をかろうじて逃れ、ほぼ完全な形で復元された平城です。見どころはなんといっても、まわりをぐるりと囲むこの大きな水掘です。
本丸跡も大きな土塁で囲まれ、土塁上に柵を立ててれば立派な砦であることが実感できます。
本丸跡の土塁の一角には展示室があり、
土塁の断面がそのまま残されています。
城跡に隣接する資料館の二階からは、城跡を少しだけ俯瞰することができます。
一階の展示室には安田城跡の発掘に関する経緯や遺物が展示されています。
月: 2010年5月
発掘速報展2009
発掘速報展2009を見に、富山市安田の安田城跡資料館にやってきました。
今回、実際の現場を見ることはできませんでしたが、今年3月に富山城跡の発掘調査現場で見つかった井戸の枠が展示されていると聞き、これは見ておこうと思いました。
さて、こちらが枠板の1枚です。腐食を防ぐために水袋に保存されたままの展示です。大きな枠板ですね。他にも富山城跡で見つかった遺物がたくさん展示されていました。