さて、今日は一乗学アカデミーに参加するため、一乗谷朝倉氏遺跡資料館に来ました。
参加者は27名、NHKのテレビカメラに、福井新聞、読売新聞となぜかたくさんの報道陣に囲まれて、「福井県の中・近世城館跡」がスタート・・・・
と思いきや!?配布されたのは「一乗学アカデミー検定 第1回」の問題用紙と回答用紙??
あれ!いつ内容が変わったんだーーーーーーーー
とりあえず1時間、問題と付き合ってみる。歴史、遺跡、遺構、遺物、伝説から各10問ずつ。
難しい・・・・、俄かではとても太刀打ちできないぞ・・・・
1時間経過後、回答用紙を回収され、その場で答え合わせする。50問中21問正解。散々です・・・・
ちなみに最高点は45点正解者、若越城の会の会員さんですかね。地元新聞見れないのでどういうふうに記事載るのでしょうか?どこかのインタビューに答えてきましたけど、載るかな?
でも、楽しかった。「またやりたい」と要望を書いてきました。通りで受付で「飛び入りですか?」って聞かれたし、「県外者がいないなあ」とか思っていたんですよ。
終了後、資料館常設展で復習してきました。そういえば、今日は入館料無料だったのですが、じっくりと見ていたら最後の一人になってしまいました。重要文化財の遺物もたくさんありますし、朝倉家の書状や一乗谷遺跡の模型などもありますので、勉強になります。
帰りに今年度の行事案内を確認・・・
やっぱり訂正されています。ホームページでは見つけられなかったんだけどなー
と思ったら、来月の平成21年度発掘調査現場説明会にも二重線?
「去年11月に終わりました。」って、おいおい、あまりに広報がずさんすぎないかい?
早速、福井新聞WEBに記事が載っていたので紹介します。
朝倉氏の歴史や遺跡、難問挑む 初の検定にファンら27人(福井新聞)
来年もあるみたいね!
月: 2010年2月
映画「火天の城」ついにDVD発売!
昨年9月に公開されて好評を博した「火天の城」のDVDがついに発売されました。安土城が舞台となれば購入しないわけにはいきませんよね!!
当然メイキングが収録されたボーナスディスク付きの特別限定版ですよ。きれいな安土城の蒔絵シールも付いています。ゆっくりと楽しもうと思います。
一乗谷朝倉義景館 福井県の城館
雪の季節にここ福井県一乗谷にやってくるのは初めてです。ちょうど週末まで天候も悪かったですので、雪景色を期待していましたが、まさに絶好の散策日和でした。
帰って来て確認したら、雪の照り返しで写真がかなり飛んでしまっていました。
こういう景色を期待して長靴持参で行きましたので、早速履き替えて散策です。他の観光客は靴で難儀していましたよ。
どうです、一面の雪景色に浮かぶ朝倉義景館跡と、
一乗谷朝倉氏遺跡のシンボルの「唐門」です。
それでは雪が残る一乗谷朝倉遺跡をご覧下さい。
会員研究発表会
本日は、久しぶりに金沢城・兼六園研究会の例会に参加してきました。
会員の研究発表会として、
1.富山城の歴史と現状
2.梅田日記の記述 ある一日
3.室生犀星の文学と庭づくり
4.藩校の位置を探る 長谷川邸跡の変遷(2)
という4テーマで発表が行われました。
今年は特に発表者を集めるのに苦労したようです。来年あたりは頑張ってみよう!かな・・・
雪景色の金沢城へ 石川県の城館
昨日は市内へ出かける用事もありましたので、金沢城へ。
最近は北陸も雪が少なくなりました・・・と言っても、今年は時々豪雪になるのですが、やはりあっという間に消えてしまいますので、出かけるタイミングで屋根に雪が残っていたり、こんなに一面雪景色の金沢城には地元でも滅多に会えるものではないですね。
そういう意味で貴重な機会ですので、ゆっくり散策です。散策路が整備されてきた城内も大雪で一部は通行止めになっていました。そのくらい一気の豪雪だったのですね。
建造物の屋根雪もいいですが、石垣にうっすらと残る雪が旅情を誘います。何度も来ていますが、今日の景色は特別ですね。
とはいっても、雪の中の散策は体力使います。絶景を求めて歩き回りましたよ。
石川門も雪が積もると風情が増しますね。
今日は午後から内部公開日だったのですが、残念ながら時間が合いませんでした。準備を始めた石川門で石落としを開けた珍しい写真を外側から撮ることができました。
辰巳櫓もいい風情です。昨日の地元新聞では、この辰巳櫓から水の手門までの県道沿い(兼六園側、写真では右側)の松の木などを間伐して石垣をもっと見えるように新年度整備されるようです。これもぐるりと城外を一周する石垣見学コース整備の一環です。
昨日の夜はちょうど恒例となった冬のライトアップ日でした。冬のライトアップでもここ数年は雪がなかったですから、三年ぶりぐらいの雪景色でしょうか?と言っても、これだけの大雪の中のライトアップは初めてかもしれません。
雪景色の金沢城のライトアップは感動モノでした。あまりの寒さに人はまばらでしたが・・・
シンポジウム 天下普請にみる石垣普請
本日は恒例となった金沢城大学公開講座の日でした。今年も石川県文教会館のホールにはたくさんの人が来ていました。
今年のテーマは「天下普請にみる石垣技術」ということで、加賀藩前田家の普請した大坂城や江戸城、名古屋城などの石垣の変遷から、天下普請が金沢城の石垣技術に与えた影響を考察する無いようでした。
今年は金沢城調査研究所所長の北垣總一郎氏、客員研究員の北野博司氏、同じく白峰旬氏、同じく市川浩文氏による講演と報告、最後にパネルディスカッションが行われました。
前田家が天下普請で大坂城などの石垣を担当したことは良く知られたことですが、そこでの西国大名との技術交流が、後の金沢城石垣構築の技術向上に影響を与えたのではないかという視点は新鮮なものでした。その過程で、他城には見られない石垣を庭園(玉泉院丸)の借景として積むという稀有な終着点にたどり着いたのではないかという仮説も飛び出しました。とても興味深いシンポでした。