金沢城橋爪門 二の門二階へ入る

こちらも昨日一般公開されたばかりの橋爪門枡形と二の門

金沢城の三御門(石川門、河北門、橋爪門)の中では殿様の居所であった二の丸御殿に最も近い門で一番格式が高い門である。櫓門は他の二門に比べて小さいが枡形内部の広さは最も広い。

金沢城橋爪門

右の一の門から入り、右に折れて左の二の門に入る。

金沢城橋爪門

枡形の出しはまだ酸化していないきれいな状態

金沢城橋爪門

二の門内部には番所があった。三御門の中ではここだけ。警備も厳重だったということ

金沢城橋爪門

二の門二階へは寄進イベント以来の菱櫓から入る。

金沢城橋爪門

料金所の看板にも「橋爪門」の文字が追加

金沢城橋爪門

先に復元されていた橋爪櫓(パンフレット上は橋爪門続櫓)からの眺望も、枡形が眼下に見えるようになった。

金沢城橋爪門

いざ橋爪門二階へ

金沢城橋爪門

完成した二階に初めて入る。やはり河北門に比べると小さく感じる。

金沢城橋爪門

寄進者はこの閲覧装置で自分の寄進した瓦や壁板がどこにあるのか見ることができる。

金沢城橋爪門

場所は印刷もできる。寄進者以外もこの閲覧装置で復元の動画を見ることができる。一本一分程度なので見やすい。

金沢城橋爪門

橋爪櫓からの入口を内部から見るとこんな感じ。健常者は階段で2mくらい下る。車いす用のパワーリフトも付いている。本来は今の入口は壁で、番所の階段を登って入るのだが危ない。

有料なので河北門より利用者は少ないのかと思うけど、その分長く新しさを保てるのかな。

金沢城橋爪門 まもなく公開!

昨日の晴天から一転、どんよりした雨降りしきる肌寒い1日でした。

金沢城橋爪門

公開を7日に控えて、その前にもう一度見に行ってきました。いよいよ足を踏み入れることができる日が来ます。

金沢城橋爪門

堀は水が抜かれ、公開前に浚渫工事が行われているようでした。

金沢城橋爪門

土塁も整備が終わり、枡形の外側もきれいに仕上がりました。

金沢城橋爪門

橋爪門の枡形は金沢城内では最大の広さで、先に復元整備された河北門(右奥)よりかなり広いです。二の門の櫓門は河北門や石川門より小ぶりなので、対比でより一層広く見えるかもしれません。

金沢城橋爪門

二の門二階には公開後に入ることができます。河北門は無料でしたが、こちらは門自体に入口がなく、五十間長屋を通って橋爪櫓から入ることになるため、菱櫓入口から有料で入ることになります。ちなみに公開による値上げはないようです。

金沢城橋爪門

金沢城の案内図。ようやくここから整備中の文言が消えることになります。ここ数年整備中が消えることがありませんでしたから、かなり久しいですね。そのうち鼠多門あたりに「整備中」が復活するかもしれませんけど。

金沢城の正月の風物詩

北陸のつかの間の晴天。金沢市街に出かけました。

金沢城橋爪門

金沢城で恒例行事となった正月の注連飾り。「数の子飾り」という藩政期と同じものです。

金沢城橋爪門

今年が違うのは門の中の景色です。二の門が来春の完成に向けてほぼ仕上がっているということです。まだ中には入れませんが、枡形はいいですね。城に来たという感じがします。橋爪門二の門の復元で、金沢城には石川門、河北門、橋爪門と3つの枡形が完成します。金沢城が城の人気ランキング上位に入る日も近い!?

金沢城橋爪門

今年は12月としては寒い日が多く、今日も堀は凍っていました。

金沢城橋爪門

枡形の外側からの景色もいいですね。完成が楽しみです。

金沢城玉泉院丸

同時に暫定公開となる玉泉院丸も休憩所の工事が完了し、名称は「玉泉庵」に決定しました。

金沢城玉泉院丸

いもり坂付近の木をかなり整理したのと冬で草木が枯れていると、南町方面から玉泉院丸に来ると、玉泉院丸石垣の向こうに三十間長屋が見えるようになりました。城外から建物が見えるというのは城下町の雰囲気がいっそう高かりますね。

金沢城いもり堀

隣接の駐車場も閉鎖され、石垣を一周できるようになります。

石浦神社きまちゃん

来春には北陸新幹線が金沢まで来ます。兼六園だけじゃなくて金沢城も見てくださいね。

姿をあらわした橋爪門二の門を見学

かなり更新の間が空いてしまいましたが、過去の記事はおいおいアップするとして、二週続けての台風一過、今週末はとても行楽日和です。

金沢城橋爪門

先月工事用の素屋根は外されていましたが、今日まで見る機会がありませんでした。今日も作業の真っ最中でしたが、晴天の下、真新しい建物はやはりいいですねーーー

金沢城橋爪門

もう見学台は解体されてしまったので、外側をぐるりとまわりながら見学。
今は二の門を通過する石畳と

金沢城橋爪門

土塁部分を工事中です。

金沢城橋爪門

2001年に復元された橋爪櫓の屋根と比べるとまだまだ黒いですが、2、3年で白くなります。一冬越してどのくらい新しさが残っているのか?少なくとも銅板はくすむんでしょうね。

橋爪門 いつの間にか進んじゃった

橋爪門復元工事
先月、心柱が建った橋爪門二の門を見てきました。今日は土曜日でしたが、ちょうど作業中でした。
橋爪門復元工事
重機が入って木材を吊り上げていました。
橋爪門復元工事
あー、もう心柱見えないですね。
橋爪門復元工事
先ほど吊り上げていた木材の作業が終わって、今から最後の1本を吊り上げるようです。
橋爪門復元工事
石垣積みはすべて完了し、塀を作るための矢倉作りが始まっていました。
橋爪門復元工事
作業風景を見れるチャンスなんて平日働いている人間には滅多にないですから、最後まで見ていました。
橋爪門復元工事
吊り上げて、中央の組み物に差し込んで、溝をはめていきます。最後はノミで調整したり、滑りやすいようにスプレーで何かを吹き付けたり、と
橋爪門復元工事
手前はすぐに入りましたが、向こうは木材のゆがみのせいかなかなか入らず、ようやく組み合わせて、最後は2人でハンマーで叩く、叩く、叩く・・・
橋爪門復元工事
ご苦労様でした。最初はひとりで見てましたが、終わる頃には見学者が増えてました。

金沢城橋爪門 土塁の土盛りは早いなー

金沢城橋爪門
一週間ぶりの橋爪門は、たった一週間なのに様変わりしていました。
金沢城橋爪門
それは石垣裏の土塁です。あっという間に土盛りがされ、その完成形にぐっと近くなりました。一冬越すために積雪前に土が盛られたのですね。
金沢城橋爪門
枡形の最後の位置もこの辺りになるようです。
金沢城橋爪門
石垣の最上部よりも土塁は高く積まれています。
金沢城橋爪門
こうして形になってくると、平面で見ているときは狭いなーと思っていた枡形も広いものです。

金沢城橋爪門 石垣工事は急ピッチに進む

金沢城橋爪門
橋爪門の二の門復元工事は
金沢城橋爪門
着々と進んでいますよ。
金沢城橋爪門
橋爪門は枡形の内側のみ石垣で外側は土塁になります。
金沢城橋爪門
東側はすでに五段積まれ、あと一段で終了の気配ですね。
金沢城橋爪門
南側は五段積んでいる途中経過がよくわかります。しかし、ここ二週間で急速に進みましたね。二段目から五段目はあっという間でした。
金沢城橋爪門
ちょうど見学台正面に積まれていた石に現代の矢穴を見つけました。細い溝分かりますか?
隠れる部分なので復元としてはOKなのでしょうね。
金沢城橋爪門
ふと見ると、石垣の後ろがどれも穴が空いています。吊るためのものなのか?中の品質を検査したものなのか?気になるーーー

金沢城 橋爪門工事は始まらないのか

金沢城 橋爪門工事
起工式から2週間・・・
金沢城 橋爪門工事
2階建ての工事用プレハブが建っていました。
金沢城 橋爪門工事
いつものアングルからはプレハブが遮って現場が見えなくなりました。ここから左前方に見学用足場が組まれるはずですが、まだその準備は整っていないですね。
金沢城 橋爪門工事
ということでまだ工事は始まりそうにありません。

金沢城 橋爪門起工式現地説明会

金沢城 橋爪門起工式現地説明会
起工式の後、復元現場で現地説明会がありました。昨年の現地説明会には参加できなかったので、ちょうど良い機会でした。
金沢城 橋爪門起工式現地説明会
それにしても、晴天過ぎるためか人出が少ないですね。これは広報不足じゃないでしょうか?
おかげでよく聞こえましたが。
話によると、来年3月までに枡形の土塁部分と二の門の柱部分が完成するようで、その南側に見学台ができるそうですが、冬の間は野ざらしになるのでどうするんでしょうか?4月以降、二の門の櫓部分の工事が始まると、囲いを掛けるので中に入るような見学台になるみたいですよ。
金沢城 橋爪門起工式現地説明会
ちょっと分かりづらいかもしれませんが、
金沢城 橋爪門起工式現地説明会
白いロープで囲った場所に実際の二の門、枡形土塁が作られるそうです。河北門より小さいとは言え、やはり大きいものですね。
金沢城 橋爪門起工式現地説明会
完成予想図はこんな感じ。
金沢城 橋爪門起工式現地説明会
初めて近くから発掘現場を見れました。
金沢城 橋爪門起工式現地説明会
柱の根固め
金沢城 橋爪門起工式現地説明会
敷石の高さがわかる痕跡
金沢城 橋爪門起工式現地説明会
のみ切跡。積み直しされていない下部数段の石垣は初期のものが多く残り、刻印の残る石も多いですが、復元でそのほとんどが見えなくなりそうです。

金沢城 橋爪門起工式

金沢城 橋爪門起工式
明日からは天気が崩れるというのに今日は天気が良かった。金沢城では二の丸で橋爪門の起工式が開催されました。
金沢城 橋爪門起工式
河北門の起工式のときはテントの中で式典をやっていて見学できなかったけど、関連イベントもあるので一度きりのイベントは見とかないと!
金沢城 橋爪門起工式
三の丸から二の丸へ正規の門である橋爪門。一の門は先に復元されているので、今回は二の門と枡形を復元します。
金沢城 橋爪門起工式
二の丸に着くと、式典は10時からという予告だったにもかかわらず、式典は始まっていました。百万石太鼓の披露が父兄の前で行われていました。
金沢城 橋爪門起工式
式典はすでに終わっていました・・・・
金沢城 橋爪門起工式
暑さを避けて早めに始まったようです。
金沢城 橋爪門起工式
石垣石の石曳きも見たかったのに、こちらも終了していました・・・・残念
金沢城 橋爪門起工式
寄進も始まり、早速一口申し込んできました。
金沢城 橋爪門起工式
それにしても、記名イベントは来年9月で、振込も来年7月頃って忘れそうだよ!
(記名イベントに参加したい方は早めに申込どうぞ!平瓦のほうで)
金沢城 橋爪門起工式
氷室饅頭の配布時間にはどこから人が来たのか?長蛇の列に
金沢城 橋爪門起工式
明日7月1日は氷室饅頭を食べて無病息災を祈ります。
金沢城 橋爪門起工式
北陸新幹線の金沢開業までに完成予定で楽しみですね。

金沢城 橋爪門起工式まであと一週間

金沢城橋爪門
来週ようやく起工式を迎えます。
金沢城橋爪門
橋爪門二の門と枡形土塁が復元されます。
金沢城橋爪門
どこに見学台ができるのかな?
金沢城橋爪門
三の丸休憩所にある金沢城模型。金沢城公園として公開されるときに将来の復元も視野に入れて作られたとか・・・・
金沢城橋爪門
でも橋爪門は一の門と枡形土塁はあるけど、二の門はない。橋爪門には櫓門が2つあったのだけど、今回は1つのみ復元される。それだけでも公園化当時から考えると想定外なのか。

ついに始まるよ!橋爪門二の門復元工事

GW以来の橋爪門工事現場を見てきました。
金沢城橋爪門復元
鶴の丸休憩所前の池にはちょうど菖蒲が見頃を迎えていました。
金沢城橋爪門復元
変わらない風景・・・?
金沢城橋爪門復元
と思いきや、工事のお知らせの看板が立っていました。
金沢城橋爪門復元
工事開始は6月15日!
あと1カ月を切り、いよいよ始まりますよ。
金沢城橋爪門復元
今回の工事範囲は、土塀と二の門です。
金沢城橋爪門復元
こちらはフェンスの位置が低くなりました。
金沢城橋爪門復元
復元予想図も角度を変えて描かれています。小さくて見落としがちですが、お見逃しなく!
金沢城橋爪門復元
二の丸への通路は二の門の復元によって、以前より急角度になりそうです。掘って配管の位置とかを確認しているようですね。

金沢城 橋爪門の復元工事は間近?

金沢城 橋爪門
GWに開催中の百万石菓子百工展を見に来たついでに、橋爪門の復元現場がどうなっているか?見てきました。
本丸戌亥櫓台のつつじがきれいです!
金沢城 土蔵
そういえば、4月初めの強風で漆喰がはがれた金沢城土蔵(旧、鶴丸倉庫)は、今も前面がブルーシートに覆われたままです。
金沢城 橋爪門
変わったことと言えば、この復元図の立て看板と、
金沢城 橋爪門
二の丸へ続く通路が掘られていること。もう少しで復元工事が始まると思いますが、見学場所ができるのが楽しみです。
西外惣構
ところ変わって西外惣構の石標、まわりにきれいな花が咲いていますよ。
西外惣構
新しくなったデジカメで撮影。背景がほどよくボケました。どうでしょう?

金沢城 橋爪門は計測作業が進む

金沢城 橋爪門
今日は晴れ!週末は雨予報なので晴れ間に発掘作業が進められていました。
金沢城 橋爪門
先日立っていたパラソルは撤去されていましたが、今日もまだまだ暑いです。
金沢城 橋爪門
石垣を計測している人達がいました。
金沢城 橋爪門
こちらでも計測が進みます。
金沢城 橋爪門
遠くから見ていると、やはり何をやっているかはよくわかりません。建物工事(普請)が始まれば、河北門のときのように見学台ができるようなので楽しみです。その前に現場見学会はいつだろうか?

金沢城 橋爪門発掘は進む

金沢城 橋爪門
今日は天気も良かったので、橋爪門でも発掘調査が進められていました。
金沢城 橋爪門
今は一の門を入ったすぐのところを中心に掘っているようです。
金沢城 橋爪門
作業員が休憩中に撮った写真です。この暑さの中、パラソルがないと辛いですよね。
金沢城 橋爪門
今、進んでいるのは
金沢城 橋爪門
手前は記録作業に入っているようです。
金沢城 橋爪門
遠くでどうなっているのか、よく見えません。いつになったら現場説明会が開催されるのか。

金沢城 橋爪門発掘状況を見る

曇よりとした雲行きの中、金沢城に向いました。晴れの予報日に夏休みをとったはずが、夏の天気は変わりやすい。
橋爪門発掘現場
平日だから発掘調査しているかどうか、昼からの大雨予報のため不安もありましたが、やっていました。
休日に訪れたときはブルーシートに覆われていて、どういう状況かわかりませんから、どこまで進んでいるか確認しましょう。
橋爪門発掘現場
まだ見つかった石積みの内側を掘っているようです。地道に進んでいるのかな?
橋爪門発掘現場
角度を変えて他の作業を見学します。
橋爪門発掘現場
石積み近くで何か記録している人がいます。
橋爪門発掘現場
しばらく見ていると石積みを測量しているようでした。
橋爪門発掘現場
更に角度を変えて見学します。
橋爪門発掘現場
南側を掘った部分で何か進んでいるか見てみます。この部分はブルーシートの下は見たことがありませんでした。
橋爪門発掘現場
溝が発見されたのか、トレンチを入れているのか、ちょうど土塁の土台あたりになるのでしょうか。
橋爪門発掘現場
本丸から眺めてみます。
橋爪門発掘現場
先程の溝部分。地層を示す白い糸が張られています。溝ではなく、トレンチを入れて断面を確認しているようです。

金沢城 橋爪門の発掘調査進む

百万石まつりで金沢城に来たついでに、発掘調査が進む橋爪門へ。
金沢城橋爪門
南側に大きく掘り込んでいます。
金沢城橋爪門
よく見ると、復元された橋爪櫓石垣から2メートルほどのところに1列の石垣。
金沢城橋爪門
本来はこれに相対する石垣列があって、間が通路になっていたと思うのだが、南側はこれほど掘っても何も出てこないから破壊されたのか?
金沢城橋爪門
今年度に行われるであろう現地説明会が楽しみだ。

金沢城橋爪門 二の門の大きさを考えてみる

橋爪門二の門復元に向け、発掘調査が進む金沢城です。
金沢城橋爪門
二の門が復元されると、戌亥櫓台からみえる建造物がまた増えますね。
金沢城橋爪門
櫓の高さは、すでに復元されている橋爪門続櫓の1層目の屋根より大棟が少し高くなります。
金沢城橋爪門
絵にすると右端がこんな感じで連結します。この二の門は金沢城三御門のなかでは政庁であった二の丸御殿に最も近く、格式は一番上だったのですが、他の河北門や石川門と違い柱でのみ櫓を支える構造になっています。つまり、土台に石垣がありません。
そのため、復元には柱の礎石または根固めが出てくることが重要になります。
金沢城橋爪門
昔の絵図ではその幅は続櫓の石垣の幅の1.2倍ほどでしょうか。
少し脱線しますが、今は二の門と一の門との間の枡形を形成する土塁と塀を復元する予定になっていますが、橋爪門の特徴は何と言っても、二の門の後ろに存在するもうひとつの枡形です。他の城でもほとんどお目にかかれない鉄壁の防御施設を、続けてぜひ復元してほしいものです。
金沢城橋爪門
さて前から見ると、ほぼ今発掘調査を進めている範囲ですね。
金沢城河北門
そうすると、昨年復元された河北門二の門の半分くらいの大きさになるのでしょうか。

金沢城橋爪門 ひさしの焼け跡を確認

今日は晴天の中、先日の新聞報道にあった橋爪門の遺構を確認に来ました。
橋爪門復元発掘調査
日曜日なので作業はお休みです。
橋爪門復元発掘調査
見つかったのは、橋爪門続櫓から石垣に接していた「添柱」と1階ひさしの焼け跡が発見されました。
橋爪門復元発掘調査
どの場所か探していましたが・・・・
他の人が見たら何を探しているのか不審な人物この上ないですね。
橋爪門復元発掘調査
このように筋がついています。