今年の百万石行列は晴天となりました。昼過ぎに出かけて、まずは金沢ふるさと偉人館へ向いました。
ふるさと偉人館では「日置謙展」を開催中です。
富田景周、森田平次とともに、金沢の郷土史学三傑に上げられている日置謙(へきけん)は、富田、森田両氏の資料を集大成する役割を果たし、「石川県史」、「加賀藩史料」、「加能郷土字彙」、「加能古文書」の4大著書のほか、県内自治体の編纂をしました。
展示では「石川県史」に掲載された写真のガラス板がとてもめずらしかったです。
今年は金沢城内で行列を楽しむことにしました。途中、市役所前でうちわをもらいましたよ!
今年から三の丸広場に変更になった会場には、すでに場所取りの方がチラホラいましたが、4列目ぐらいを確保しました。
行列が来るまで1時間ほど待ちました。
いよいよ横断幕がやってきました。
10月に開催されるねんりんピックの「ゆーりん」も登場し、会場を盛り上げましたが、歩くのは大変そうでした。
ミス百万石のお嬢さんはどなたもきれいです。
加賀鳶では五十間長屋をバックに勇壮な演技が行われました。
そして、まつ役の小林綾子さんの登場です。今年は永姫役として、高岡七夕大使も参加しています。
利家役の宍戸開さんの登場で会場は盛り上がり最高潮へ!!
殿の前で訓練を披露。
まずは鉄砲隊が声で「バーン」・・・・なぜ声なんだ。
弓隊が、槍隊が「ヤー」
最後は殿の宣言で終了です。宍戸さんと小林さんの性格なのか、今年は演出がおとなしめでしたね。
今日は久しぶりにライトアップを見ようと思いましたが、暗くなるまで時間があるので、知り合いからもらった券で金沢21世紀美術館の「文化財デジタルアーカイブ展」を見てきました。
京都文化協会がキャノンの協力を得てデジタル復元した19点の国宝、重要文化財の屏風絵、襖絵が所狭しと並んでいました。印刷では表現できない金箔だけは忠実に再現しているので、遠目に見ると本物を見間違うような再現性ではありますが、近くでじっくりみると、色の重なりは表現できないので少々縁が甘い感じです。それにしても、国宝クラスがガラス越しではなく、間近で見られる機会が多くなるのは良いことですね。