前田土佐守家資料館で始まった企画展「前田土佐守家を支えた武家文書と伝来品」の展示解説に参加してきました。
前回のまつの書状に続く、同館10周年記念展で所蔵する約9000点から選りすぐりの資料が展示されています。
明治維新で録を返上してから武具や茶道具を中心に売却されたため、6割は古文書となっていますが、織田信長黒印状や豊臣秀吉自筆消息が並び、今まで別々の企画展で展示されてきたものが一堂に見られます。
中でも前田利家所用の脚絆(甲冑着用時の股当、チラシ左下)は、繊維がボロボロになってきているため、次に実物が展示されるのは20周年だとか、必見ですよ!