有名な寺島蔵人邸庭園のドウダンツツジを見てきました。報道ではGWがちょうど真っ盛り・・・だったはずでしたが、
一部は確かに花盛りでした。
しかし、ここが半分しか咲いていませんでした。今年は天候不順で影響が出たようですね。
金沢市安江金箔工芸館で開催中の特別展「西出大三の截金」を見てきました。
「截金」(きりかね)とは、金銀箔を細い線や小さな三角、菱形などに切り抜いて器体に貼ることでさまざまな文様をあらわす技法です。仏画や仏像の装飾に用いられてきた截金は繊細優美な表現を可能とし、平安時代にもっとも発展したといわれますが、近世以降はわずかに伝承されるのみで、橋立出身の西出大三氏が現代に蘇らせました。
次に、徳田秋声記念館で開催中の特別展「横山家と秋声」を見てきました。
秋声の家は従来加賀八家の横山家の家臣でしたが、秋声が生まれる2年前に版籍奉還が行われたので秋声自身は主家への奉公の意識は薄かったようです。12歳年上の兄、順太郎は横山家の分家で「北陸の鉱山王」といわれた横山隆興氏のもとで、最終的に鉱山所長にまでなりましたが、そういう兄との関係に焦点を当てた展示です。
惣構跡の石垣沿いに咲く芝桜
浅野川沿いの菊桜
春を感じる金沢市内です。