姫路市の検証事業「和船で学ぼう!姫路城」に当選して、後は天候のみとなった今日!
週間予報では雨だったが、昨日午後から雨は上がりなんとか実行されそうな天気。
集合場所の桜門橋で乗り場を眺めていると、ちょうど案内してくれる方と会い、話を伺いながらそのまま乗船へ。自分たちは一番目の乗船です。
橋のたもとに集まってくる魚たち。堀の魚と言えば・・・・鯉が相場なのだろうが、
姫路城にいるのはナマズの仲間なのだそうだ。よく見ると、顔が横に平たい。そういえば、昨日のライトアップのとき、動かずにじっと眠っているようだったのが不思議だった。
さあ!これから乗ろうというときに雨が降ってきて、雨合羽を着て準備。ここまで来たら中止にはならないのだそうだ。
船は4人の乗客と1人の船頭がやっと乗れる小型船。大丈夫だろうか?
申し込みは3人組だったとここで初めて聞くが、そんなこと書いてなかったような?雨が降ってきたから止めたのか、初めから自分と友人の2人だったのか、わからないけど、1人欠員のまま出発。
船は桜橋から西へ。やはり少しでも体勢変えようものなら大きく揺れる。
堀を進む船からはいつもとは違うアングルで石垣を楽しめる。
進む間にも、案内の方が姫路城の歴史や、石垣や地勢などを解説してくれる。
乗る前にいろいろと話をして、金沢からわざわざ来たことを知ってか、「ご存じのように・・・」と連呼されて、そんなにすべて存じてはないので、非常に申し訳なかった。
船は北側の原生林あたりでUターンして、桜門橋へ戻る。途中、観光客に珍しがられて写真を撮られる。
桜門橋をくぐって東側へ。今日は雨の後で少し水位が高いらしく、ぶつからないように大きくしゃがんだ。
動物園へ渡る朱塗りの橋の向こうに天守。ここが一番堀から見た景色ではいいですね。
この護国神社裏あたりの石垣は池田輝政が築城した初期の石垣が一番残っているところのようです。
最後にもう一度桜門橋をくぐる。30分ほどの乗船だったけど、楽しかった。雨が降っていなければもっと良かったけど、次の乗客がいなかったらしく、ゆっくりとまわってくれたようです。
そのまま桜門脇の石垣の由来を教えてもらいました。電光掲示板左上の横に長い巨石、これが石室です。横から手を入れると下に向かって大きく穴が開いています。言われてみないとわからない姫路城の面白さですね。