曇よりとした北陸らしい雲行きの中、辰巳ダムにやってきました。
今週木曜日についにダム湖は満水になり、昨日と今日の2日間一般公開となりました。
洪水吐きと呼ばれるダム上部を超えて水が流れ出る様子は壮観ですが、洪水対策として建造されたこのダムは普段は水を貯めないので、上から流れ出る様子はおそらく今だけの風景です。
今日は歩いて反対側にも行けましたが、いつもどおり車で反対側に移動し、初めての中に入りました。
洪水吐き上部にかかる道を歩きます。この道は供用開始後は市道として利用できるようになるそうですが、6月供用まではしばらくまた通行止めになります。
上から流水を見学します。この高さから流れ落ちる水の勢いはそれはすさまじいですね。
右前方に辰巳用水の東岩取水口が見えます。この金沢の誇るべき文化遺産を守るために、辰巳ダムは当初計画から現在の少し上流位置に移動されました。
昨日、今日は大量の水を流しているので取水口は閉じているそうです。
ダム横に建てられた管理棟。今日はここで展示が行われていました。
ダムの模型もありました。管理棟とは反対側に下に降りる階段も設置されていますが、あくまで管理用だそうです。もう間近で東岩取水口を見学することもできないようです。
管理棟にはパンフレットも置いてありました。そして、辰巳ダムのペーパークラフト!石川県や金沢市はなぜこんなにペーパークラフトが好きなのか?でも楽しいのでもらってきました。
いつもの橋へ。なぜかここに来た間だけ雪が本降りになるんですよ。今日も・・・・
満水になったダム湖です。昨日からの大雪によって湖面はすっかり凍結して雪に覆われていますが、湖面に映るダムも見てみたかった。しかし、この景色もまた絶景!
明日以降、水はダム下部から抜かれていきます。規則で1日1メートル以上は抜けないそうなので、何日かかるのか?6月供用までのカウントダウンが始まりましたよ。
辰巳ダム満水 洪水吐き越流
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