特別展 街道を歩く 近世富山町と北陸道

富山市郷土博物館で開催中の特別展を見に行きました。秋は特別展として、他の企画展よりも展示スペースが広いのです。
特別展 街道を歩く 近世富山町と北陸道
城址公園地下の駐車場から出ると、大通り沿い石垣を修復していました。
特別展 街道を歩く 近世富山町と北陸道
地下駐車場の入口も城郭風に改装されています。
特別展 街道を歩く 近世富山町と北陸道
今回の展示は富山藩領内の北陸道に関する絵図や古文献などの展示でした。加賀藩となると距離は長いのですが、分藩である富山藩領のみとなると短いのですが、神通川の舟橋は何度見ても奇景ですね。実際にあったら渡ってみたい!?
特別展 街道を歩く 近世富山町と北陸道
特別展 街道を歩く 近世富山町と北陸道
城址公園として求心力を持たせるための整備が急ピッチで進められています。これも北陸新幹線開業に向けた事業でしょうね。
特別展 とやまの貝塚
その後、富山県埋蔵文化財センターに移動し、「特別展 とやまの貝塚」を見ました。貝塚というとゴミ捨て場というイメージしかないのですが、人骨なんかも見つかるんですね。
特別展 とやまの貝塚
企画展 越中の旅人たち 江戸時代の寺社参詣
そして、隣接する富山県公文書館で「企画展 越中の旅人たち 江戸時代の寺社参詣」を見ました。
企画展 越中の旅人たち 江戸時代の寺社参詣
江戸時代の庶民の伊勢参りは有名な話ですが、他にどこに行っていたのか?
善光寺、見延山、東本願寺など今とそう変わらないなーと思う一方で、伊勢参りにしても意外に寄り道が多いのですよ。一例ですが、熱田神宮→津嶋天王→関地蔵院→松坂愛宕→伊勢神宮→大石不動明王→長谷観音→安部文殊院→多武峰明神(談山神社)→壺坂観音(南法華寺)→天河弁財天→達磨寺→住吉大社→石清水八幡宮→方広寺→日吉大社と37日の行程。これだけ今歩く人はなかなか居ないですよね。