Windows XPまではOutlook Expressを使用していたけど、Windows 7になってからマイクロソフト製のメーラーが使いづらくなってしまったので、もっぱらThunderbirdを使用している。
Mozillaはバージョン4以降、Chromeと同様に6週間ごとにメジャーバージョンアップをする方針を発表しているが、5と6は例外的に8週間ごとにリリースするとしていた。そして、発表どおり昨日バージョン6になった。
リリース日
Firefox 4 3月22日
Firefox 5、Thunderbirad 5 6月21日
Firefox 6、Thunderbirad 6 8月16日
Thunderbirdについてはバージョン4がスキップされて、3から一気に5にあがり、今回6がリリースされたけど、アップデートするにはひとつ問題が・・・ある。
そう、拡張機能の互換性である。早すぎるメジャーバージョンアップは拡張機能の同時のバージョアップを妨げてしまう。Lightningのような準標準拡張機能など以外は厳しい状況になった。
わずかにしかインストールしていない拡張機能ではあるが、互換性がないということで無効化されるのは勿体無い!どうにか使いたい!ということでその方法、
まずは「ツール」メニューから「オプション」を選択する。
「詳細」タブの「一般」タブにある「選択エディタ」ボタンをクリック。
「動作対象外になります!」
と警告してくるけど、「最新の注意を払って使用する」ボタンを、エィ!とクリック。
一覧部分で右クリックメニューの「新規作成」→「真偽値」の順に進む。
設定名に「extensions.checkCompatibility.5.0」を入力してOK
真偽値は「false」を選択してOK
同様の手順で「extensions.checkCompatibility.6.0」を登録する。
この設定値の意味は「互換性チェックを行わない」ということ。
戻ると、アドオンマネージャには「アドオンの互換性確認は無効化されています。互換性のないアドオンがインストールされています。」というメッセージが上部に表示され、互換性のないアドオンには「Thunderbirdの再起動後に有効化されます。」の文字が
再起動後、「Thunderbird 6.0と互換性がありません。」と表示されながらも、有効な状態になる。
・Display Mail User Agent 1.6.6
・Image Zoom 0.4.6
の2つは使えた。互換性のあるバージョンがあればバージョンアップするほうが良いことは言うまでもないが、一時しのぎにはなりそうだ。年末までにはバージョン8まで進むだろうし。
Firefoxも対象のファイルを直接編集することで、互換性チェックを無効にできるが、互換性のない拡張機能は無効のまま、こちらは難しそうだ。
Thunderbirdの中にもやはり動作しない拡張機能があるらしいので、そこは自己責任で!!