「北前船 みちのく丸 金沢寄稿イベント」へ行ってきました。それにしても暑い日が続きますね。
青森港を出港して7番目の寄港先となった金沢港です。
平日の朝からたくさんの親子連れと老夫婦が訪れて、我先に乗り込もうと行列を作っていました。
この大きさで300俵ほどの米を運んでいたそうです。
今回のイベントは東日本大震災復興支援事業の1つとして行われています。
船尾の「みちのく丸」のプレート。船のあちこちに銅細工を使っていますが、建造から三年経って少し色褪せていますね。できた当時は煌びやかだったでしょうね。
木陰の休憩所でペーパークラフト体験会が開かれていましたので、参加してきました。
二枚の厚紙に北前船がプリントされています。
しかし、このペーパークラフト難しいです。まず部品を切り出すのが細かい、折り跡をうまくつけるのが難しい、糊がうまくつかない、木陰は風が強い・・・。最後のは愚痴ですが、一緒に作っていた子供たちは自分の力で思い通りに行かないことが多く、泣き出す状況。
自分も一時間半戦ったものの、まだ時間がかかると判断し、残りは自宅で
そこで隣接するみなと会館のイベントを見てきました。
中には小型の北前船がずらりと
入口では製作中の様子を見ることができました。
昼に別用で県庁に寄ったついでに、最上階からみちのく丸を探してみました。
みなと会館に遮られ、帆柱しか見えませんでした。
戻って、乗船しました。
畳まれた帆が横たわっています。
帆はこの打廻しという道具で帆柱から外れないようにしています。
船頭の車立というところで倒した帆柱を受け止めるそうです。
船尾の船内
この轆轤(ろくろ)で帆を巻くのだそうです。
暑い日でしたが、昔を想像する良い機会でした。
帰ってペーパークラフトの残りを作りました。まあまあの出来でしょ!