三連休の最終日、隣県の南砺市城端にやって来ました。
今日は曳山祭です。六基の山車(曳山)と前に庵唄のための庵屋台が巡行します。
近年、国重要無形民俗文化財に指定された曳山祭で、今年は山車の修理技術者がたくさん招かれているようです。
出発地点のじょうはな座では普段は寄席などが行われるようですが、城端は2008年に放映されたアニメ「true tears」(P.A.WORKS)の舞台となった地であり、じょうはな座を背景とした新作ポスターもできていました。
商魂もたくましく、クリアファイル(800円)、ポスター(600円)、特別住民票(300円)。早速購入している人も。
傘鉾が出発地点に移動します。
曳山の出発地点は城端別院善徳寺の前となります。
曳山の出発行列
曳山の御神像は、前日の宵祭で各町の山宿で一晩を過ごします。山宿では「庵唄所望」という貼り紙をしてあり、前で庵屋台が止まり庵唄が披露されます。
庵唄は各町に何十曲とあるそうで、毎年同じというわけではないそうです。
獅子舞1
獅子舞2
獅子舞も石川県の獅子を退治するようなけんか獅子とは違って楽しそうです。
今町方面を一周してきた曳山は別院前から大通りに出てきました。今日は午前中から曇りが続き、観光客の出足はよくありませんでした。その分ゆっくり見れました。
大通りの一角で「true tears」の連動企画がされていました。
パネル展だけでなく、劇中に登場する飲食物を販売したり、城端巡礼マップを記載したパンフレット配布など、リピーター獲得に向けて努力していますね。
昼を食べて東上町で一同に並んでいる曳山を見学。その頃にはようやく天候も回復してきました。観光客も観光バスでどんどんやって来て増えてきました。
城端では「恋する城端」というスタンプラリーをしていたのですが、昼を食べた飲食店も協賛店だったので、スタンプほしいと言ったのですが、うちは協賛店ではないと固辞されてしまいました。折角やっているスタンプラリーなんだから、もっと周知して欲しいものです。
青空だと曳山も御神像も写真映えしますね。
今町のこの風景は絵になりますが、ここは午前中に通る場所です。チューリップが富山県らしいです。
地元の子供たちも露店前で楽しそうです。石川県にはもうこれだけの露店が並ぶ祭りはありませんからね。
じょうはな座まで戻ってくると正面が何か違う雰囲気に・・・
「true tears」と同じP.A.WORKSが製作して、現在放映中のアニメ「花咲くいろは」の宣伝のようです。
石川県を舞台にしたアニメなので毎週見ていますが、劇中の場所がいまいちピンときません。5人のキャラクタが紹介する石川県の名所のクリアファイルが販売されていたけど、5枚組はちょっと高い・・・
石川県でも、ここ城端のように商魂たくましく盛り上げてくれないかな?