広島、徳島、名古屋と巡回してきた「本願寺展」がついに石川にやってきました。ちなみに最終は来年の札幌です。
今日は大勢の方が来ていました。さすがに本願寺、いや浄土真宗の威光です。
通常の特別展会場だけでは展示場所が足りず、隣りの常設展会場も使った本展でも、展示予定は6期に分かれ一度ですべては見ることができません。
今日は記念講演会があったのですが、場所が生涯学習センターと着いてから気付き、講演会はやめて、じっくりと展示を鑑賞してきました。すべては見ることができなかったので、装丁も価格も立派な図録を購入してきました。
その後、21世紀美術館で開催中の現代版絵巻物風イラストレーション展「KAGUYA 竹姫と天の羽衣」を見てきました。市民ギャラリーでの開催だったので無料でしたが、展示室に入るのは実は初めてでした。
金沢学院大の学生さんたちが「竹取物語」を現代風にアレンジし、人それぞれのタッチでイラストが描かれていました。
絵のタッチは人によって全く違っていましたが、1枚1枚楽しみました。
物語の中で、成長した姫は一人で竹やぶで遊ぶようになりました・・・
という「竹やぶ」が現代では「居酒屋 竹やぶ」というところが何とも今風です。
居酒屋を俯瞰したイラストもあって、あーありそうね!とも思うのですが、実際には無いですね。
最後に、展示替えされた金沢くらしの博物館に寄って来ました。
現在は特別展「紋付着物の世界 藤村コレクション」として、藤村氏より寄贈された友禅染の着物の一部が展示されています。くらしの博物館としては、カラーのチラシが珍しいですね。