また荒れてきました。今日まで年始休みなので、昼早めに出かけて少しだけ市内をまわってきました。
最初に昨日から石川県立歴史博物館で開催中の「新春を祝う うさぎがいっぱい」を見てきました。
うさぎグッズが一杯でした。置物とか玩具菓子、タオルや帽子は想像がつきますが、チラシとかもあってここまで集めたのか!という感じでした。キャラクタでもミッフィーやピーターラビットはうさぎってわかりますけど、ワーナーのキャラクタ、あれなんていうキャラでしょう?あれもそういえばそうですね。
そこから、国際交流サロンに「時代加賀のれん」展を見に行きました。写真撮影できなかったので写真はありません。
加賀友禅の「ゑり華」という店の主人であった花岡慎一氏が収集したのれんが展示されていました。
そこで、「加賀のれん」には「内のれん」と「外のれん」という2種類あることを知りました。
「内のれん」というのが、最近有名になってきた「花嫁のれん」というもので、江戸末期か明治初期頃に花嫁が嫁ぎ先に持参して、仏間や夫婦の部屋の入口に掛けたものです。
一方「外のれん」は町屋の茶の間と次の間のあいだにある板戸を開けて掛けた、公私の生活の場の仕切りとしたもので、藍染木綿の単色となります。
歴史が100年ほどだということも知り、意外に最近の伝統(って言っていいものか?)だということですね。
しいのき迎賓館で「ヘレンドと石川の工芸の出会い」という展覧会が無料で開かれているということを知ったので、最後に寄って来ました。HERENDは1826年開窯されたハンガリーを代表する磁器です。
木村ふみさんによるヘレンドの磁器と漆器のコラボによるテーブルコーディネート(ギャラリーB)は素敵でしたが、高そうですね。実際に同じようなものを購入することもできるようで、「欲しい商品があればお声掛けてください」と書かれていましたよ。実際に声掛けている人もいたので驚きです。