NHK大河ドラマの誘致に向けて 「義仲と巴」シンポジウム

津幡町は昨年度からNHK大河ドラマ誘致に力を入れていて、その今年度最大のイベントが今日開催された「義仲と巴」シンポジウムです。
「義仲と巴」シンポジウム
この景気が落ち込む中でも大河ドラマ放映による観光効果は絶大ですからね。
「義仲と巴」シンポジウム
会場は津幡町文化会館「シグナス」です。
「義仲と巴」シンポジウム
入ると、先日新聞報道になった誘致シールと、火牛のモーちゃんとカーくんが出迎えてくれます。
「義仲と巴」シンポジウム
ほぼ会場が満員となりましたが、金沢市、野々市町、能美市、小松市、加賀市など県内以外にも小矢部市、富山県、南砺市、長野県、木曽町など遠くからも来ていましたね。
来賓の挨拶が長かった。まあ、これから一緒に行政連携して頑張ろうという意味もあるのでこれは仕方がないですが、「利家とまつ」と言ったり、「義家」と言ったり、「義経」と言ったり、「義仲と巴」で集まった方々とは思えない言い間違いが多かった。
「義仲と巴」シンポジウム
基調講演は作家の鈴木輝一郎氏でした。内容は「大河ドラマの傾向と対策」ということで、木曽義仲と巴御前が採用に向けて有望であることを解説するものでしたが、唯一原作がないことが欠点だというものでした。
結局は自分が原作書きたい!と訴えたかっただけなんですけど・・・・
「義仲と巴」シンポジウム
基調講演の前後に、アトラクションとして、子ども源平太鼓と、
「義仲と巴」シンポジウム
金沢二俣いやさか踊りがありました。いずれも初めて見ました。
「義仲と巴」シンポジウム
最後に、東四柳史明教授、鈴木氏、青山泉鏡花記念館館長、高岡千栄子氏によるパネルディスカッションとなりました。津幡町としては義仲最大の見せ場のひとつ倶利伽羅峠の「火牛の計」が当然描かれることを期待しているわけですが、青山館長があれはフィクションと説明したりして、大河ドラマはドラマですから面白ければ史実と多少違うのはいいでしょう。
北陸新幹線金沢開業を2014年に控え、再来年の「平清盛」の次の源平時代の採用を狙いますよ!