本日、鳥越一向一揆歴史館の総会とセミナーがありました。
「鈴木出羽守と加賀山内」というテーマでした。
鈴木氏が出てくる古文書・古文献は現在判明しているもので10点のみ
1.天文日記
2.私心記
3.高山別院照蓮寺文書 七里頼周書状
4.林西寺 本願寺顕如消息
5.本願寺文書 本願寺顕如消息案
6.信長公記
7.貞享二年里正由緒記 佐良村九兵衛言上状
8.福島県歴史資料館保管文書 安井久左衛門尉言上状
9.松雲公採集遺編類纂第百五十七 鈴木家系図写
10.林西寺系図
鈴木氏は本願寺本山から派遣された外の人(根来衆か?)とも言われた時もありましたが、現在は以上10点の資料からある時期に本願寺本山から総大将として派遣されたことには違いないが、土着して二曲で何代も暮らしたという結論であるそうです。そしてある時期に当主が「出羽守」、嫡子が「右京進」を代々名乗るようになりました。