AdobeのFlash Playerはスマートフォンのゲームにも多く使用されているが、昨年末にAdobeがAndroid用の開発中止を発表し、最新のAndroid 4.1では対応しなくなった。Flash Playerが必要という理由でiPhoneではなく、Androidを購入した方も多いであろう。
しかし、すでに対応しているバージョンやインストール済みの機種に対しては当分の間セキュリティ更新が行われるということで安心ではあるけど、夏モデルのAndroid 4.0の一部機種では初期インストールされていないものがあるようだ。
また、対応バージョンでも一度アンインストールして再インストールする場合であっても、すでにGoogle Playのリストから消えているので簡単にインストールすることはできなくなった。
IT系ニュースサイトでは前日の14日に一斉にこの件について掲載していたが、その対応策を載せているところはほんの一部であった。
Adobeは過去のバージョンをアーカイブしている。Android用Flash Playerもその対象となっている(おそらく開発用として)。
Flash Player Help / Archived Flash Player versions
Android最終バージョンは「11.1」でした。以下のリンクからファイルをダウンロードしてインストールすれば、今後もインストールできると思われる。
ただし、Google Playを経由する正規のインストール手順ではないため、「開発元不明のアプリ」となる可能性がある。
(端末の「設定」→「アプリケーション」→「開発元不明のアプリ」にチェックを入れて有効化する)
Flash Player 11.1 for Android (11.1.102.59)
Flash Player 10.3 for Android (10.3.186.7)