10月9日、ここに4000人もの人が集まりました。
あの熱き日から一月半、ここ湯涌にも静寂な日々が戻ってきたようです。
祭りの後はどのくらい残っているのか、久しぶりに散策です。
稲荷神社はそのままですが、人気はありません。
ハンコがこの大雨で少し濡れています。
祭りですべて燃やされた「のぞみ札」はその後何枚か吊るされています。まだ少しですが聖地巡礼が続いているようです。良かった。
稲荷神社は冬の間もこのままなのか?雪でぼんぼりが壊れそうだけど。
夢二館の前の商店には、変わりなく「のぞみ札」が売られていました。
湯涌温泉入口のバス停留所にもそのまま「湯乃鷺温泉」が残っていましたが、街全体としては祭り当日ほど「花咲くいろは」色はなくなりました。聖地巡礼するには十分だと思いますが、来年また盛り上がることを期待しています。
日: 2011年11月20日
まゆ玉を使った干支づくり 金沢湯涌江戸村
まゆ玉で来年の干支である辰を作って来ました。なかなかの出来だと思いますがいかがでしょう?
大雨の中、金沢湯涌江戸村に朝から行きました。場所は農家の野本家から商家の山川家に変更になりました。(写真左側)
大雨だったので、農家では寒かったのか、すきま風が吹くからだったか、しかし、天井の低い旧家でのひとときは懐かしさがありました。
これが見本です。大きな口を開いた見事な辰ですが、愛らしい。
板の羽子板がいいですね。このように飾ると見栄え良いです。
材料は蚕のまゆ玉3個半とひげ2本、台、目玉など
まだ湯涌地区では蚕を飼っている家があるようですね。まゆ玉は思いのほか固く、内側の薄皮と外側の皮は剥がせるんですよ。蚕の力はスゴイとあらためて思いました。
ゆっくりと丁寧に作業していたので1時間半かかりましたが、満足いく出来です。置き紙は金・銀2色の折り紙でしたが、作業に使用した黒の和紙も正方形に切ってのせてみました。
腹の鱗は黒のマジックで線を入れる見本でしたが、自分のまゆは黒色だったので、目玉用の部材を4枚使用しました。金・銀と交互に重ねて、上の1枚は裏に貼り付けました。竜の逆鱗を表す1枚です。