大乗寺仏殿修理見学会 金沢歴史遺産探訪月間2011

金沢歴史遺産探訪月間2011の一イベントとして、大乗寺仏殿修理見学会に行ってきました。
大乗寺仏殿修理見学会
大乗寺には加賀八家の本多家の墓所があります。大乗寺は長坂町に移転剃る前は本多町にあり、本多家の菩提寺となっています。
大乗寺仏殿修理見学会
午前・午後各30人ずつ。自分は午後の部に申し込みました。
大乗寺仏殿修理見学会
石川県内では七堂伽藍が残る唯一の例で、今回修理工事が行われている仏殿は国指定重要文化財、総門、山門、鐘鼓楼、僧堂、方丈、法堂、開山堂が県指定文化財となっています。
大乗寺仏殿修理見学会
いよいよシートに覆われた修理工事現場へ。
大乗寺仏殿修理見学会
ヘルメットを被って一番上の屋根から上ります。
大乗寺仏殿修理見学会
大屋根はすでに吹き替えが終了し、真新しい状態になっていました。
大乗寺仏殿修理見学会
柿葺きは薄い板を重ねて引いていくのですが、その材料は主に杉、サワラ、檜であり、大乗寺はサワラだそうです。
大乗寺仏殿修理見学会
竹釘で打ち付けていきます。
大乗寺仏殿修理見学会
風雨に晒される前はこんな感じ。きれいですね。
大乗寺仏殿修理見学会
下に降り、組物の説明を受けました。
大乗寺仏殿修理見学会
この階はまだ葺き直しの途中で、剥がした断面はこんな感じになります。
大乗寺仏殿修理見学会
ここでは竹釘を口に含んで次々打つ実演を見せて頂きました。慣れるまでは口の中が傷だらけになるということで、職人さんも大変だね。