金沢駅のバス停。何気ない風景のようですが、今日は違っていました。
今日は「湯涌ぼんぼり祭り」の当日。湯涌には駐車場がないので、ここから金沢駅から湯涌までバスで移動します。
アニメ「花咲くいろは」の中で舞台のモデルとなった湯涌温泉では、アニメの中で行われた架空の祭り「ぼんぼり祭り」を実際に行うことになりました。まさに日本初!ですよ。
こんな祭りが地元で開催されるとあっては見に行かないわけには行きません!!
乗り場では今日限定の特別切符が販売されています。
金沢駅と湯涌温泉の往復きっぷ1160円。ちょっと高い・・・
特別切符の行き先は「湯乃鷺温泉」。気の利いた演出です。しかし、この部分は切り取られてしまうんだよな。
14時代のバスを30分前から待ていると、乗る頃には長蛇の列。1本じゃ乗り切れないほどに。
到着して会場の広場に向かうと、まだ人もまばら・・・
しかし、スタッフはすでに準備を始めているようだった。
アニメの舞台となった稲荷神社は、すでにファンでいっぱい
しばらく写真を撮っていると、行列ができてしまった。こんな光景、静寂な湯涌温泉では見たことないですよ。
かなや前、人だかりにまたビックリ!ですが、今日はここで限定イベントが行われていたようです。
旅館前にはアニメに出てきたのぞみ札を再現してありました。
「四十万スイになりたい。」
という緒花を始めとしたアニメそのままに。これまたファンには憎い演出ですな。
アニメイベントでは珍しくないコスプレですが、身近な風景の中で見るとやはり違和感がある。
しかし、今日はファンイベント。みんなでその雰囲気を楽しみましょう。
金沢駅発はさすがにそうはいきませんが、臨時駐車場となった金沢大学発のシャトルバスは「湯乃鷺温泉行」になっていました。北鉄にしては粋ですな。
バス停も「湯乃鷺温泉」仕様に!ファン心をくすぐりますね。
早くから予約して宿泊しているお客さんは・・・やはりアニメファン。
痛車も仲良く並んで停っていますよ。
アニメ中ではライバル旅館のモデルとなった「秀峰閣」の横を通って、物販・飲食エリアに向います。
長蛇の行列に30分以上並んで、ようやくグッズをゲットしました!
アニメ中の仲居の衣装を着た店員さんたち。ちょっと大きくないか?もう少しピッタリ着ていないとおかしく見える。まあ着ていないより雰囲気はいい。
高いグッズは遠慮して、記念に二品。「クリアファイル」(500円)と「のと鉄道 社内アナウンスCD」(500円)
湯涌温泉観光協会物販商品
花いろ旅館組合物販商品
「花いろ」の作品展示があるという湯涌小学校・芝原中学校へ。
中にはセル画やポスターなど花いろ一色。
ファンには夢の様な場所でさかんに写真を撮る姿を自分は写真を撮る。これが地元なのか?まさに夢の中・・・
一通り見て回って、広場に戻って行列まで待機。それにしてもすごい人だかりだなー。
新聞報道では五千人。テレビ報道では四千人。とか
そんなにあんな場所にいたのか?とも思うが、それにしてもすごい人だった。道歩くのも大変だったし。
そして、行列本番!
って、ぼんぼり以外なにも見えないじゃないかー!!寒い中長い時間待ったのに
今年は場所取りがどうも失敗だったが、後日の口コミを見るとファンには満足だったようです。地元民としてはとても良かった。
来年あるとしたら、見学場所考えないとなー
日: 2011年10月9日
土佐守家伝来のレシピによるお菓子
前田土佐守家資料館で開催中の企画展「加賀藩上級武士の茶会記」を見てきました。
昨日と今日はこの展示に関連した特別企画として、土佐守家伝来、つまり古文献に書かれた製法で作られたお菓子が先着100名にいただけるということで、開館直後に入館しました。
57番。1日50名、本日の7人目でした。
楽しみに待っていると、出てきました!藩政期の羊羹です。
材料はあん400g、砂糖320g、小麦粉32g、葛粉40gということで、今の羊羹より固く、甘さも控えめです。
なるほどーーーこれが昔の羊羹かー
ということで、砂糖使うから昔は御馳走だったんでしょうね。
本展示では古文献の茶会記にも使用されたと書かれている茶碗、初代大樋長左衛門の「銘聖」が展示されています。