一乗谷朝倉氏遺跡特別史跡指定40周年
福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館開館30周年
一乗谷朝倉氏庭園特別名勝指定20周年
如何にも嘘のような数字が並んでいますが、ここは一乗谷朝倉氏遺跡資料館です。
今日は記念シンポジウムとして「戦国城下町一乗谷の魅力を再考する」が開催されました。
報告地の勝山市平泉寺と島根県石見銀山のパンフレット等も含めて多くのおみやげをいただきました。
先着100名で募集した会場はほぼ満席です。
内容は
記念講演 一乗谷は何を残したか?
基調講演1 史跡白山平泉寺旧境内(平泉寺)の魅力について
基調講演2 史跡石見銀山遺跡
基調講演3 一乗谷の観光広告
というものでした。どういう話を聞けるのか、自慢ばかりかとも思っていましたが、実に有意義な苦労話や裏話をたくさん聞けました。
一乗谷の観光ポスター
最近はソフトバンクのCMでも一乗谷が舞台となっていて、知名度向上が図られていますが、それもそのはずです。
現在の福井市観光アドバイザーは元ANAの宣伝部長であった安野氏。その元職のツテを頼ってクリエイティブ・ディレクターに佐々木宏氏、アートディレクターに副田高行氏を迎えて、起死回生ポスターで打った広告がこれです。
佐々木氏は数々の有名なCMを手掛けていますが、最近はソフトバンクのお父さんCMがすべて彼の手によるものだそうです。ということで、福井市のポスター制作後にソフトバンクの今のCMにつながったみたいです。
東京では文字部分と写真部分を別々に貼ったようですが、福井市は組み合わせて、昨年度と今年度で2枚ずつ。組み合わせればあと20年は持つだろうと・・・
各基調講演の後、報告者が前に並んでパネラーとなってディスカッションがなされました。
今回は資料館入口の戸に内側からシールを貼っていました。展示でも位置表示する地図をシールで貼っていたりして、今回はかなり力入った展示となっていますよ。
ここには何度も足を運んでいますが、今日はまた一乗谷に関する新しい視点をいただきました。また一乗谷の新しい魅力を発見しに行きましょうか!
月: 2011年7月
7月例会 お江の生涯
今日は金沢城・兼六園研究会の総会でした。
郷土史家で作家の野村昭子さんが「お江の生涯」というテーマで講演されました。
いろいろと展示や本を見ていたので初見なことはなかったのですが、秀吉の側室だった京極龍子の祈願で建立された京都の誓願寺。建立の時には、まつが主柱を、ほかに加賀殿(麻阿姫)、大津殿(初9なども寄進をしているそうです。その誓願寺の梵鐘が金沢の東別院に藩政期に加賀の商人により寄進されたそうで、つい数年前まで使われていたということです。今は新しい梵鐘に変わっているとのことですが、旧誓願寺の梵鐘は近くに展示されているそうなのでいつか見に行こうと思います。
晴天の中、咲き誇る蓮を発見!
仕事で金沢へ行く途中に見事な蓮畑を発見!
金沢東部はレンコンの産地、一部地区で作ったものは「小坂れんこん」として加賀野菜の1つとして有名です。
ちょうど雑草を抜く作業をしていた畑の持ち主の方に許可をいただいて写真を撮らせて頂きました。カメラは持ち歩いていないのでスマホで撮りました。
つぼみの横で葉のない芽はは花の終わったものです。花は真っ白でしたが、この開きかかったつぼみは少し桃色がかっていました。
緑の大きな葉の上に白い大輪の花を咲かせる蓮はまさに極楽の花ですね。
レンコンの収穫作業は腰まで泥に浸かって、折れないように掘り出す体力を使う作業です。これからも大変ですが続けていただいて、毎年きれいな大輪の花を見たいものですね。
古本で掘り出し物!
室生犀星記念館で「犀星のぞきめがね ブンガクシャのおもしろ博物誌」を朝一から見る。犀星は動物や虫がとても好きだったようですね。
続けて今日の目的、前田土佐守家資料館の新しくなった企画展「城下町金沢の中の前田土佐守家」を見学する。午前中の解説講座に申し込んであったので参加する。
今回の展示、絵図が中心で長い時間見ていても飽きません。城下町絵図と城内地図がありますが、城内絵図を見ていると、金沢城にも多くの井戸があったことがわかりました。現在明確に残っているのは絵図には記されていない水の手門下の井戸だけなのが残念。あの場所公開して欲しいなー
街中に古書店の出張所がなくなって久しいが、香林坊109店の3階に期間限定(6-8月)で加能屋書店が出店している。ようやく行くことができた。格安の城跡や城下町の発掘調査報告書を4冊と、もう1冊掘り出し物を入手できた!
「町尽しと歩く記」 非売品の本なのですが、金沢の伝統芸能である加賀万歳にある「町尽し」という唄の歌詞に出てくる旧町名や名所を歩きながら回って紹介するという本なのです。
最後に近世史料館の夏季展「古文書に見る災害 復興と救済・支援」を見ました。
敦賀・小浜 神社めぐり
三連休の中日、敦賀から小浜へ
越前国の一宮、氣比神宮へ。日本三大大鳥居が出迎えてくれます。
社殿への入口も四足門になります。
金ヶ崎城跡に建つ金崎宮です。
階段を上ると本殿があります。「難関突破と恋の宮」と称し、香恋(かれん)ちゃんというキャラまで作っています。
敦賀の市街に埋もれるように建つ晴明神社。
この星型の晴明紋が特徴的です。
近所の関係者の方に中に入れていただきました。
神殿の下に安倍晴明がかの地を訪れたときに残したという「祈念石」が祀られています。
小浜市に移動して、小浜城の本丸を利用している小濱神社へ。
石垣に囲まれた神社は、社叢に囲まれた神社とはまた違う雰囲気です。
帰りの杉津パーキング。陽が長くなって、19時過ぎにようやく日の入りとなりました。
初の菩提寺 常高寺へ
京極高次に嫁いだ浅井三姉妹の次女、初の菩提寺である小浜市の常高寺です。
位牌所の中央に初の位牌が祀られています。
「常高寺伝松巌栄昌大師」
位牌所の隅に墓所のある後瀬山にある城跡の模型がありました。
本堂には再現された初の着物が展示されています。
国道27号線を挟んである常高寺墓所。危ないので歩道橋ができました。
石塔の正面にも初の戒名が刻まれています。
金沢 夏の博物館めぐり
梅雨明けの金沢、暑い中でしたがしばらくぶりの博物館めぐりをしてきました。
最初は安江金箔工芸館へ。夏季テーマ展「金箔と工芸技法」の前期展を見ました。外国の方も入っていて、少し観光客も戻ってきているようで一安心。
続けて、泉鏡花記念館へ。企画展「泉鏡花を育てた男 尾崎紅葉」展を見学。尾崎紅葉は学校で習ったけど、どういう人物であったのかよく知らない。知らないと言えば、数年前まではここ金沢の三文豪である泉鏡花、徳田秋声、室生犀星もよく知らなかったのだから、他の文学者を知っているほうが珍しいと言えるのかもしれない。
そういえば、最近街中でこういう新型の信号機を見かけるようになった。最初見たときはビックリした。歩行者信号から導入の始まったLED信号機だけど、自動車信号はこんなに薄型になるんだと感心する。
次の目的地に行くのに近くを通ったので、惣構の升形遺構跡を見てきた。昨年の発掘調査の後、舗装し直して駐車場になっているが、現在は使用されていない。遺構を復元する予定になっているのだから、駐車場の線はいらなかったのでは?
次の目的地は玉川の近世史料館。新しい企画展が始まっていると思っていたが、12日からの開催で今日はまだ開催前・・・残念。
そのまませせらぎ通りを歩いて、次へ。最近タウン誌で特集されるようになったせせらぎ通り。金沢市内でも新規出店が多い地域で盛り上がっていると聞く。
尾山神社からまっすぐ西へ下る角の特徴的な建物。今は新規店舗のパン&喫茶、古本、あと?なんだったかな、昼下がりとあって、喫茶店には若い女性の姿が多く見受けられました。
そして、前田土佐守家資料館に。春の企画展は加賀八家としての前田土佐守家を見直す企画展。以前一度見学しているが、もう一度見て、来週に始まる夏の企画展の解説講座を申込む。
金沢ふるさと偉人館では「竹久夢二の詩をイメージにした写真展」を現在展示している。どこの写真クラブの企画なのか?最近の写真は編集だけでなく、合成も許可しているのか。ここまで来ると創作の絵画と変わらないな。
観光客にも人気の金沢21世紀美術館に隣接して建つ金沢能楽美術館。今回の企画展「花をまとう」は、花を題材にした能装束の展示。最近能面には多少の興味が湧いてきたところだ。
しいのき迎賓館での無料イベント「いしかわの伝統と新しい感性」は、県内の新進気鋭のデザイン商品が並ぶ。単なる作品紹介ではなく、そのものが売り物であるというのが石川県デザインセンターの特徴である。
興味ある商品もあったが、何と言っても手作りのため値が張る。こういう商品が気軽に買えるようになりたい。
最後に徳田秋声記念館で企画展「加能作次郎 もうひとりの秋声」を見た。加能は富来の出身だそうだが、郷土史の学習は自分の市町村のみに限定されていた(今はどうかは分からないが)ので、郷土にはまだまだ知らない著名人がいるものだと思った。
夏の散策はとにかく疲労が激しい。日焼けも痛い。でも、時々歩かないと運動不足になるからね。
スマートフォンでカーナビ!
スマートフォンにGPSが付いているなら、カーナビにもなるだろう!どのくらいの性能か試してみた。
NECの「MEDIAS WP N-06C」は卓上フォルダが付いているので、それをダッシュボードに乗せて使うことにする。
地震転倒防止ジェルを貼ったが、小さすぎた直線ではよいが、交差点で曲がるときはちょっと不安定。次はもっと大きなジェルにしよう。
使うアプリは「Googleマップナビ」。あらかじめインストールされているアプリだ。
今朝の目的地は「手取フィッシュランド」。目的地入力して出発、国道8号線を進むが、途中、Uターンです!を連呼されて、この程度の精度か?と疑ったが、確認したら「手取フィッシュランドPーぽ」になっている。アルプラザ金沢にある関連のペットショップ。
なるほど、確かにUターンだなと納得して、今度は音声入力で目的地設定した。
あとは順調に音声案内してくれた。目的地には問題なく到達できる。
では、その他の状況は・・・
1時間の走行で電池76%から29%に減った。画面の明るさは20%程度に下げてあったが、GPSと音声案内はさすがに電池を減らしてしまう。2時間を越えるナビは期待できそうにない。
帰りにもう一度、今度は充電しながら走ってみた。しかし、使い続けると本体裏が熱くなるのがわかるのだが、熱くなる状態では途中で充電が止まってしまうようだ。充電し続けると破裂の危険もあるので、これは安全対策としては仕方がないところか。
結局は近くになってから短時間使うのが良いようだ。
N-06Cの一番のおすすめは・・・
注文してあった液晶保護フィルムが、週末に出張している間にようやく届きました。
早速貼ります。3枚構造になっていて、一番大きなフィルムを剥がしながら気泡が入らないように貼ります。上の青いフィルムを剥がすと完成です。
なかなか上手く晴れました。今回は非光沢タイプですが、画面の輝度は良好です。反応速度も良いです。購入以来、運送用フィルムを貼ったままだったので、少し反応が悪かったのですよ。指の滑り具合も良いですね。
さて、今日の本題は「N-06Cの一番のおすすめ」です!
それは・・・
この「卓上ホルダ」です。
ワンセグ、オサイフケータイ、赤外線通信、防水、テザリングと全部入りのスマートフォンですが、一押しはこの充電装置です。
メーカーとしてはワンセグを見るために充電しながら見る台として作ったもののようですが、クレードルのように、台にセットして背面の端子から充電できます。
台の裏に、FOMA端子が付いているので今までのケーブル資産がそのまま使用できます。
初期頃の携帯では必須機能でしたが、途中から充電台が有料になって使用しなくなりましたが、スマートフォンは端子が小さくなり、さらにN-06Cは防水機能のため、充電カバーが開きにくい。
そこで、この卓上ホルダが充電台として重宝されるわけです。これは使わない手はありません。おすすめです。