室生犀星記念館で企画展「水芦光子」を見てきました。犀星の最初の女性弟子として知られる水芦光子ですが、意外と直接会ったことはほとんどなかったようです。
また、いくつものTVドラマや映画になっているようですが、リアルタイムには生まれていませんのでぜひ見てみたいですね。
その後、お神明さんに寄って、うさぎの土鈴を買ってきました。子年から4年目となりますが、十二支が揃うまでまだまだですね。
「紺谷光俊展」最後の3期目を見てきました。今回のみどころはなんと言っても「竹取物語絵巻」ですね。1巻しか見たことありませんでしたが、今展示では5巻まですべて展示されていました。ほんとにすばらしい1品です。
石川県立図書館で開催されていた「第60回五学会連合研究発表会」に行ってきました。五学会とは、石川地理学会、石川考古学研究会、加能民俗の会、石川郷土史学会、北陸史学会の歴史関係の5団体を言うそうです。
個別発表会やシンポジウムもありましたが、木越隆三氏の基調講演「城下町金沢から見た加賀藩社会」のみ参加してきました。難しい内容でしたが、金沢城研究8号の木越氏寄稿を補完する講演だったので、また復習したいと思います。
前田土佐守家資料館で「武家の官位叙爵と婚礼」を見てきました。映画「武士の家計簿」で下級武家の生活が話題になっていますが、武家は身分費用というものがあったので、家老格の上級武家、前田土佐守家の婚礼に関する古文献などが展示されていました。
浅野大橋から徳田秋声記念館へ向かう途中に、水芦光子の「雪の喪章」の文学碑が立っています。この写真先の展示にもありましたよ。
最後に、徳田秋声記念館で「秋声文学碑物語」を見てきました。卯辰山に文学碑を立てたのは文化勲章を受章した谷口吉郎です。金沢市片町出身の谷口氏は、日本で第1号の文学碑を立てました。この文学碑の除幕式には日本を代表する小説家も多数参加したようですが、前日の講演会で川端康成氏が「日本の小説は源氏に始まり西鶴に飛び西鶴から秋声に飛ぶ」という有名な名言を残したのですね。
日: 2010年12月5日
加賀藩御算用場跡
今日は金沢市内へ出かけたついでに映画「武士の家計簿」の舞台となった御算用場跡を見てきました。
現在は尾崎神社から黒門前緑地となっている場所が御算用場があった場所です。
尾崎神社は元金沢城内の東照宮でした。祭神は徳川家康と前田利常となります。
先週冬に備えて朱色の板で囲まれました。
その隣に会計事務所が建っています。御算用場の場所で会計の仕事をしたいということで現社長の父の代にここに事務所を建てたそうです。
映画「武士の家計簿」の公開に向けて、ここに新しい案内板が立てられてました。
尾崎神社と反対の隅には黒門前緑地があります。ここは春の桜の時期はきれいですよ。