先日「週刊江戸」の購入を見送ったばかりのディアゴスティーニから、新たな刺客「週刊野鳥の世界」が創刊された。
特に鳥好きというわけではないが、時々自宅の庭先に降り立つ鳥や、山城攻略時に見る鳥が「何ていう鳥だろうか?」と気になっていた。それに鳥は自分の好きな恐竜の子孫でもあるのだ。
ディアゴお得意の綺麗な写真に加えて、野鳥の識別マニュアル、携帯電話で鳴き声をダウンロード!
全100号完結ということで、この機会に野鳥に触れてみようと決意をしました!!
創刊号はバインダー付きということで尚お徳ですが、仕切り用紙が付いている(替わりに番号シールは付いていません)のは「創刊号のみ」ということでここは2冊ゲットしておきます。
日: 2010年2月20日
れきはくコレクション2009
平成21年度の寄贈・購入資料を展示した「れきはくコレクション」が今年も開催されています。
入り口には平成3年に開催された石川国体のマスコット「元気くん」の人形が・・・懐かしいですね。
博物館内は撮影禁止ですが、元気くんだけは撮影OKということで1枚記念撮影です。
今日はれきはくコレクションだけが目的だったわけではなく、れきはくゼミナールとして「盆正月と山王祭」に参加するためでもありました。
先日も地元新聞に年末に公開される映画「武士の家計簿」の盆正月の様子の写真が掲載されていましたが、その資料を提供したのも、今日の講師である大門氏(同館学芸員)だそうです。
「盆と正月が一緒に来たような賑やかさ」から命名されたという「盆正月」は、金沢独特の祭礼です。同じ藩内でも「盆正月」といわれたのは金沢のみで、越中領では「御恐悦盆」「殿様盆」と呼ばれ、だたの祝日だったそうです。「○○盆」というのは「雨降り盆」という言葉のとおり休日を示す言葉だったそうです。
盆正月は六代吉徳から始まって、幕末まで42回確認できるのですが、時代により、「おどり」から「狂言」、そして「作り物」へと変化していったようです。作り物というのは、鶴来のホウライ祭りのような「ハリボテ」もの、福岡のつくりもん祭りのような「物品寄せ集め」もの、そして七尾の青柏祭のような「人形飾り」ものの三方式がありますが、いずれも金沢ではすでに見る事ができないものばかりです。
藩の許可を得て、町人が作った人気のある「作り物」は藩主の目に触れる機会もあったようで、全国的にも金沢にしかない祭礼だったのですが、今はないことは非常に残念です。