ネットワーク上の共有ドライブにバッチファイルでファイルコピーをすると、「UNCパスはサポートされません」というエラーが出て失敗することがある。
理由はアクセスが認証されないからであろうが、自動処理を目的としているバッチファイルが失敗しては意味がない。
ということで回避方法を考える。
元のバッチファイルはこんな感じ。
test.bat
カテゴリー: やっぱWindowsサーバーか?
Windows Server 2008 で IE を自由に使いたい場合
Windows 2003 Severからサーバー上のIE利用についてセキュリティが厳しくなった。Windows Server 2008になってもこの傾向は変わっていない。
セキュリティ強化が有効になっていると、URLが変わるたびに警告が出てうるさい!!
この設定は、「サーバー マネージャ」のセキュリティ情報にある「IEのセキュリティ強化の構成(ESC)」というものだ。
設定の変更はサーバーマネージャ右側の「IE ESCの構成」リンクをクリックする。
デフォルトはともに「オン(有効)」である。
ここをともに「オフ(無効)」に変更しよう。
IEでは「セキュリティ強化の構成が有効になっていません」と怒られているけど、使えないIEはいらないのよね。
Windows Server 2008 で APC製UPSの停電時シャットダウンを設定する
Windows Server 2008ではWindows 2003 ServerまであったUPS設定が廃止された。というより、今日設定してみようと思って調べて初めて知った・・・
今回のシステム構成は以下のとおり。
・Windows Server 2008 Standard(x64)
・APC Smart-UPS 750(シリアルケーブル付)
さらに、現在はAPCのUPSに管理用アプリが無料で添付されていないことが判明!
簡易版(PowerChute)のダウンロードでも5千円弱かかる。
http://cyber.apc.co.jp/smartups500750powerchutebusinesseditiondeluxeforwindows-p-182.html
それではと無料のアプリを探してみた。
APC UPS Deamon
名前が示す通り、元はLinux(Unix?)用に開発されていたアプリのようだが、Windows用の用意されており、Windows Server 2008でも動作するようだ。今日現在の安定板は「3.14.8」である。
「Download」リンクをクリックして表示される画面は・・・
何も表示されない??Windowsだからなのか?
トップページの「Downloads」の「All Files」リンクをクリックすると、Sourceforgeの画面からインストールexeをダウンロードできる。
以下は試行錯誤して設定した備忘録。
基本的にはインストール自体はデフォルト設定のまま進める。途中、ドライバソフトウェアの発行元の検証で警告が出るが、エィヤ!と進む。
インストール途中でも設定するコンフィグファイル(apcupsd.conf)の主な設定値です。
パラメータ | Default値 | 変更値 | 概要 |
UPSCABLE | usb | smart | サーバーとUPSの接続ケーブル種類 |
UPSTYPE | usb | apcsmart | 管理ツールの接続方法 |
DEVICE | [空] | COM1 | 接続方法によりポート番号やIPアドレスなどを指定 |
BATTERYLEVEL | 5 | [変更なし] | バッテリー残量が指定%以下になるとサーバーをシャットダウン |
MINUTES | 3 | [変更なし] | バッテリーの残り持続時間が指定分以下になるとサーバーをシャットダウン |
TIMEOUT | 0(disable) | 180 | バッテリー駆動から指定秒経過後にサーバーをシャットダウン | KILLDELAY | 0(disable) | 300 | バッテリー駆動から指定秒経過後にUPS本体の電源を切る |
以上が、付属のシリアル(RS232C)ケーブルを使用してつなぎ、停電時に3分後にサーバーをシャットダウン、続いて、5分後にUPS本体の電源を切る設定。
コンフィグファイル変更後はサービスを再起動する(再起動には少し時間がかかる)。
しかし・・・・
このままではバッテリーの状態は見えるものの、シャットダウンできないよ・・・
問題はサービス起動コマンド。レジストリエディタを起動して、キー検索で「apcupsd.exe」を検索して、サービス登録されたキーを探す。
c:\apcupsd\apcupsd.exe /service -p
起動コマンドの最後に「-p」を付け加えて、サービスを再起動。これでシャットダウンできる。
インストール後にサービス起動された管理ツールを開いたところ。
タスクトレイの通知領域に正常通電時はコンセントアイコンが表示される。ちなみに、停電時はバッテリーアイコンに変わる。
アイコンをダブルクリックすると管理ツールを表示する。バッテリー残量や持続残時間が視覚的に見える。
フリーでありながら、UPS本体の電源を切るところまでサポートするアプリ、Windowsでも使えますよ!!
Windows 7 に SQL Server 2005 をインストールするときのIIS機能要件
Windows 7 (Home以外)にIISをインストールせずに、SQL Server 2005をインストールしようとすると「IIS機能要件」が警告になる。しかし、標準でIISをインストールしたところでやはり警告は消えない。どうしたらOK状態になるかのメモ。
「コントロールパネル」→「プログラムと機能」→「Windowsの機能の有効化または無効化」
「インターネット インフォメーション サービス」(IIS)のうち、「World Wide Web サービス」をすべてチェックしても警告は消えない。
「Web 管理ツール」はデフォルトでは「IIS 管理コンソール」のみチェックが付くが、「IIS6 と互換性のある管理」にもすべてチェックを入れる。ここがミソ!!
SQL Server 2005のメンテナンスウィザードに見えないデータベース?
Access 2000 ADPのストアド名に;1が付く?の続き
SQL Server 7.0 をSQL Server 2005にデタッチ・アタッチすると、自動的に互換性レベルが「70」に設定される。いつものように、メンテナンスプランウィザードでバックアッププランを作成しようと思ったら、アタッチしたデータベースが表示されない。なぜ?
「メンテナンス プランは、互換性レベルが 80 以上に設定されているデータベースに対してのみ実行されます。SQL Server Management Studio のメンテナンス プラン デザイナでは、互換性レベルが 70 以下に設定されているデータベースは表示されません。」
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/ms187658.aspx
なるほど除外対象だったのか?でもそのためにメンテナンスウィザードでバックアップ対象を「すべてのデータベース」にすると、プラン実行時にエラーになる。それはバグではないのか?
SQL Server 2005で指定できる互換性レベルは3つ
70 → SQL Server 7.0
80 → SQL Server 2000
90 → SQL Server 2005
コマンドでジョブ作成するか?互換性レベルを「80」に上げるかどうしようか?