第377回犬山祭 桜のなかの車山

高速休日1000円の存続が危うくなってきたので今のうちに遠出しておこうと、犬山へ行ってきました。今年は桜が1週間ほど例年より遅く、犬山は27日に開花宣言が出たので、ちょうど週末は満開か!と思ってきましたが・・・
犬山お城まつり
まだ半分ってとこでした。
犬山お城まつり
まあ、桜の犬山城を見に来ましたので、咲いている桜があれば写せるかな?
犬山お城まつり
「犬山甲冑制作同好会」っていうのがあるみたい。そんなこともありながら、
第377回犬山祭
今日はもうひとつの目的、犬山祭を楽しみます。
第377回犬山祭
犬山祭は針綱神社への奉納祭です。2日目となる今日は朝、針綱神社の前に13基の車山(だし。一般的には山車と書くのですが犬山は逆)が勢揃いしました。
第377回犬山祭
下調べでからくりが全基にあるというのは知っていたのですが、中段にあるものと写真撮っていました。
第377回犬山祭
全く自分の勘違いだったのですが、城下町を散策して、車山をしまっておく倉庫を見ました。祭りで組み立てるわけではなく、そのまま収納するようですね。その辺りは富山県の山車とは違います。
第377回犬山祭
10時から1基ずつ神社鳥居の前でからくりを奉納します。あくまで奉納なのでお神酒の準備などもします。
第377回犬山祭
一番上の幕がはずされてからくりが用意されます。これを知らなかったので、最初最前列で見ていて全く何をしているのか見えませんでした。
第377回犬山祭
見るのはちょっと後ろぐらいがちょうどよい。1基10分近いからくりで、全基終わるのに3時間以上かかる長丁場。このスケールが尾張藩家老の治めた犬山ならではですね。
第377回犬山祭
街並みの保全にも力を入れている犬山市なので、道幅はそれほど広くないですが、
第377回犬山祭
そこを車山がゆっくりと進みます。例年50万人が訪れるという祭りですが、今年は2日で35万人と発表されました。
わん丸君
全国各地で活躍するゆるキャラですが、犬山市では「わん丸君」。犬は好きではないけど、かわいいので購入してきました。あとは名物の「げんこつ飴」と「きびだんご(犬山祭限定版)」ですよ。こちらもわん丸君仕様です。

NHK BS2停波を見る

NHKのBS放送が3月31日で改編されるため終了した。
NHK BS2停波
従来の「BS1」「BS2」「BShi」の3チャンネルが、「BS1」と「BSプレミアム」の2チャンネルになる。
NHK BS2停波
地上波のチャンネル停波は初めての経験なので、どんな終わり方をするのか興味があってリアルタイムに見ていた。
NHK BS2停波
チャンネルが変わることが最後にもう一度放送された。アナログBS2はアナログBSプレミアムになって、アナログ放送終了の7月24日までそのまま視聴できるそうだ。
NHK BS2停波
最後に、もう一度4月1日にスタートする告知。
NHK BS2停波
そして放送終了・・・「0:03」
NHK BS2停波
5秒ほどで時刻表示も終了。意外とあっさりしているのね。

新春となりのテレ金ちゃん祭り

今日は年末年始の天気が嘘見たいな晴天です。積もった雪もかなり溶けてしまいました。
新春となりのテレ金ちゃん祭り
イオンかほくであるという「新春となりのテレ金ちゃん祭り」に行ってきました。テレビ金沢アナウンサーの塚田誉さんと細木美知代さんが来ていました。
新春となりのテレ金ちゃん祭り
10時半から大福がもらえるということで、10時過ぎに着くように行きましたが、並んでいるのはまだ100名ほどでした。
自分の後ろにも遥かに長い列が・・・・200名越えていないか?
新春となりのテレ金ちゃん祭り
大福配るだけと思って並んでいたけど、細木アナウンサーから直接もらえるみたいで、急に緊張してきました。
新春となりのテレ金ちゃん祭り
大福もらっているだけの人もいたけど、折角なので握手してきました。
トークショーがあると思ったら13時半からだったので帰って来ました。
新春となりのテレ金ちゃん祭り
もらった大福はこんな感じで加賀藩(高倉製菓)の生クリーム大福です。

松平定知氏講演会「現代に生きる戦国女性の知恵」

松平氏の講演会に参加するため、北国新聞赤羽ホールにやってきました。
松平定知氏講演会「現代に生きる戦国女性の知恵」
開場までの時間で、一階で開催中の「武士の家計簿展」を見学します。
武士の家計簿展
入口は猪山家の門。発泡スチロールなどでよく出来ていますね。
武士の家計簿展
撮影はここまでですが、中には映画で使用された衣裳や小道具、映画のもとになった古文書などが並んでいました。
松平定知氏講演会「現代に生きる戦国女性の知恵」
夕食を近くで食べて、開場50分前、開演80分前に並びました。10番台でしたが、どんどん列は延びていき開場時にはほとんどの方が並んでいたのではないという長い行列となりました。
並んだ甲斐もあって前から2列目の真正面で講演を聞きました。開演までは協賛のチャンネル銀河のCMが流れていましたよ。松平氏は現在、チャンネル銀河で「松平定知の藤沢周平をよむ 『橋ものがたり』より」に出演中です。
松平定知氏講演会「現代に生きる戦国女性の知恵」
NHK「その時時代は動いた」など歴史番組で落ち着いた語り口で有名な氏ですので、何か面白い話を期待したのですが、当初「現代に生きる戦国武将の知恵」というテーマを「現代に生きる戦国女性の知恵」ということで、金沢の人に気を使って前田利家の妻「まつ」のエピソードを話していただけましたが、地元の人には知っている話ばかりで、番組の裏話などしてもらったほうがよかったような・・・・
友人に金沢出身の人がいるということで、松平氏自身が金沢びいきで10回ほど訪れているということではありましたが、今日は少し風邪気味だったのかな?おいしいものを食べて、ゆっくり泊まってもらえたら良いのですが。次来ることがあれば、違うテーマでお願いします。
おみあげはドラ焼きだったけど、なぜ仙台産?

名古屋おもてなし武将隊演武

午前中は太陽も出てましたが、午後から雲に覆われて、さすがに風が寒いです。
名古屋おもてなし武将隊演武
そんな中、二ノ丸広場で名古屋おもてなし武将隊による演武が始まりました。日曜日に訪れたのは・・・前にあったなか?というより演武の時間に名古屋城にいるのが初めてですね。
名古屋おもてなし武将隊演武
追っかけがいるというニュースは聞いていましたが、若い女性の多いこと!ビックリです。
子供連れの親子と年配の方が前のほうで座り、他の人がまわりを囲みます。
いやーなかなか楽しい演武でしたよ。緊急雇用対策として結成された武将隊ですので、期限は来年3月末だと思いますが、この人気だとしばらく続くのでしょうか?

Get the Flash Player to see this player.
本日14時の演武シーン

関ヶ原合戦410年祭

関ヶ原合戦410年祭にやってきました。関ヶ原は10年ぶりです。前回来たのは、そう関ヶ原合戦400年祭ですね。
関ヶ原合戦410年祭
ポスターまで今時でカッコよくなっています。こうなると歴史イベントというより、町起こしですね。
関ヶ原合戦410年祭
こちらは去年も子供たちに大人気だったという「フワフワお城」です。恐竜などはよくありますが、お城もあるんですね。
関ヶ原合戦410年祭
最初に、陣場野会場にある関ヶ原歴史民俗資料館で関ヶ原合戦を予習しました。
関ヶ原合戦410年祭
そこから徒歩で笹尾山会場へ向います。
関ヶ原合戦410年祭
東軍の陣地から西軍の陣地へ向って歩いていると、少し坂になっていることがわかります。こう見ると、陣を構えた時点では西軍に有利だったことでしょう。
関ヶ原合戦410年祭
笹尾山会場の手前に「決戦地」の石碑が立っています。西側に石田三成の「大一大日大万」の旗が2本、東側に徳川家康の「三葉葵」の旗が2本。観光地っぽくなりましたね。
関ヶ原合戦410年祭
到着すると、鉄砲隊演武がすでに始まっていました。たくさんの人が舞台を囲んでいます。
火縄銃演武、真剣演武、大砲演武と面白かったですが、音が大きい・・・・

Get the Flash Player to see this player.
大筒の演武
Get the Flash Player to see this player.
火縄銃の発射までの手順、馬上筒の演武 関ヶ原合戦410年祭 舞台の後ろで「のろしパフォーマンス」が行われています。 関ヶ原合戦410年祭 近くに見に行くと、地面ではなく、ドラム缶の中で燻していました。 関ヶ原合戦410年祭 燻しているのは「杉の枝」でしょうか?詳しくないのでよくわかりませんね。 関ヶ原合戦410年祭 背後の笹尾山に登ると、石田三成陣跡の碑があります。 関ヶ原合戦410年祭 笹尾山から東軍の陣方面。今日は曇りがちであまり天候はよくありませんでした。 関ヶ原合戦410年祭 こちらは西軍の陣方面。手前の山が宇喜多軍が陣取った満天山、奥が小早川秀秋が陣取った松尾山になります。 昼休みには笹尾山周辺に西軍に扮した各部隊がパフォーマンスを行っていました。
Get the Flash Player to see this player.
宇喜多軍の皆さん 関ヶ原合戦410年祭 こちらは薩摩の島津軍です。
Get the Flash Player to see this player.
パフォーマンスの様子をどうぞ! 関ヶ原合戦410年祭 敦賀の大谷軍もやってきましたが、女性がたくさん参加していましたよ。当時は当然女性はいませんよ。男役も女性が演じるのは見ているほうとしては違和感ありますが、やっている方は楽しいのでしょうね。 関ヶ原合戦410年祭 ついには、西軍どおしで予備演習と称して戦い始め、 関ヶ原合戦410年祭 大谷吉継は戦いもせずに、なぜか?? 関ヶ原合戦410年祭 切腹して果ててしまいました。まだ本番前ですけど・・・・ 関ヶ原合戦410年祭 13時半からはメインイベントの「合戦絵巻」が始まりました。これパンフレットを見たときは何かと思っていましたが、旧小学校校庭を使っての関ヶ原合戦のチャンバラなんですよ。川中島合戦は各地で行われていますが、関ヶ原もこれやるようになったのですね。 関ヶ原合戦410年祭 舞台は大垣城戦から始まり、関ヶ原に進んでいきます。
Get the Flash Player to see this player.
合戦絵巻の一部をどうぞ!雰囲気は感じ取ることはできるでしょ! 関ヶ原合戦410年祭 しかし、劇中も本物の火縄銃演武があり、迫力はありますが、朝からの大音響に耳が少々不都合になってきたので途中で帰ってきました。 10年前の400年祭とはイベント内容がガラリと変わった感がありますが、楽しかったです。規模は小さくなるかもしれませんが、毎年やるようになるみたいですね。また行きたい。でも陣地めぐりは静かな時に行きますよ!

歴ドル・小日向えりさんだ!

笹尾山会場の3つ目のステージイベントは歴ドルの小日向えりさんと歴史家の坂本雅央氏の司会による関ヶ原論功行賞トークバトル。
関ヶ原410年祭
一般の参加者が武将への思いを話すのですが、思い入れが強い人が多く、内容がとても濃い。私はこの時間のほとんどは辺りをフラフラしていました。
関ヶ原410年祭
トークが終わると、小日向えりさんのまわりにファンが集まって突然の撮影会が始まりました。
関ヶ原410年祭
ということで、自分も参加しました。
関ヶ原410年祭
ブロマイド風のポーズをとってくれるので、そこを切り取ります。
関ヶ原410年祭
さすがに慣れていますね。
関ヶ原410年祭
と思っていたら、先にライブを終えたさくらゆきさんも乱入して合同撮影会になってしまいました。
関ヶ原410年祭
こちらもブロマイド風に。
5分くらい経った頃、さすがにマネージャらしき方からストップがかかって退場していきました。
あー、今時の歴史イベントってこんな感じなんだという、ちょっと異世界に足を踏み入れた思いですね。

歴者アーティスト・*さくらゆき* を応援しよう!

関ヶ原合戦410年祭 2日目の笹尾山会場の第二ステージは、歴者アーティスト「*さくらゆき*」さんのライブです。
関ヶ原410年祭 *さくらゆき*ライブ
「*さくらゆき*」は、遠野ゆきさん(左)、小栗さくらさん(右) 、作曲アレンジャー・あきつさんの三人ユニットらしいのですが、下のホームページ見るまでは2人デュオだと思っていました。
*さくらゆき*公式サイト http://members3.jcom.home.ne.jp/sy-sakura/
小栗さくらさんのブログ http://ameblo.jp/sakurayuki-sakura/
遠野ゆきさんのブログ http://ameblo.jp/sakurayuki-yuki/
関ヶ原合戦410年祭 *さくらゆき*ライブ
この関ヶ原合戦410年祭のイメージソング「関ヶ原」を歌っていることで、昨日に引き続き出演です。
関ヶ原合戦410年祭 *さくらゆき*ライブ
計6曲のライブ楽しかったですね。ライブも間近で見ることができましたし、最近は撮影厳禁の野外ライブも多いのですが、ファンサービス悪いなーと思いますからね。
関ヶ原合戦410年祭 *さくらゆき*ライブ
「歴者アーティスト」というのは、歴史をテーマに歌う、ということで石田三成と大谷吉継の友情だったり、上杉景勝の義だったりを歌っているわけです。

Get the Flash Player to see this player.
ライブ3曲分、皆さんにもファンになってほしい!歌っている姿を見ればきっとね 実は自分は今日初めてその存在を知ったわけですが・・・ (なんと言っても北陸ではこういうイベントは全くというほどないので)
Get the Flash Player to see this player.
途中で切れますが・・・ 関ヶ原合戦410年祭 *さくらゆき*ライブ ライブ後にCD購入者へのサイン会があるということで、早速テーマ曲になっている「関ヶ原」を購入して、列に並びましたよ。 関ヶ原合戦410年祭 *さくらゆき*ライブ どこか1箇所ということで、皆さんいろいろな場所にサインをもらっていました。 関ヶ原合戦410年祭 *さくらゆき*ライブ 多かったのは歌詞カードですが、自分はというと・・・ 関ヶ原合戦410年祭 *さくらゆき*ライブ CDケースの裏表紙を外して、そこにサインもらいました。彼女たちの写真がここにしかなかったので、写真と一緒のほうがいいでしょ! 今後はいろいろな歴史イベントで見ることになるだろうなーと思います。ひこにゃんの当たり以来、イベントには「ゆるキャラ」というイメージが定着していますが、歴者アーティストや歴ドルもいいと思いますよ。

静岡にガンダムを見に行こう

静岡に1/1リアルガンダムを見に行きました。昨日と今日の2日間、夕方から終了まで居ました。
公開は来年1月まで続きますが、9月からは18時までとなるため、夜のショーを見るためには、夏休み中の今が最後のチャンスです。
土曜日は夏休み最後の土曜日ということで大勢の人出でした。とはいえ、昨年のお台場に比べるまでもないですが、公開期間も長いため東京ほどには混雑していませんでした。
2日間織り交ぜて写真掲載します。
静岡リアルガンダム
一日目は静岡駅近くのホテルから一駅だと思って東静岡駅まで歩いてきました。一駅だと思っていたら、30分もかかってしまいました。ということで、帰りと2日目はJR移動です。
静岡リアルガンダム
東静岡駅の脇からガンダムがのぞいています。
静岡リアルガンダム
駅構内からもガンダムが見えましたが、2日間富士山は見えませんでした。駅からだと見えるはずなのですが・・・残念です。
静岡リアルガンダム
駅前公園への階段途中からだとちょうど正面を撮れます。
静岡リアルガンダム
入場します。
静岡リアルガンダム
リアルガンダムに再会です。感動ですねー
静岡リアルガンダム
今回はお台場でも好評だった「タッチウォーク」の他に、「フォトデッキ」ということで、ガンダムの前でスタッフが写真を撮ってくれるコーナーが増えていました。
手持ちのカメラで一枚、プロのスタッフが一枚撮ってくれます。プロの撮った写真は下で1000円で販売されます。高いので自分は買いませんでしたが、皆買っていましたよ。
静岡リアルガンダム
タッチウォークも待ち時間は短いものでした。土曜日は1時間くらいでしたが、日曜日は30分くらい。
静岡リアルガンダム
間近で見るガンダムはやは大きいです。
静岡リアルガンダム
回りに何もないお台場に比べ、今回はすぐ後ろに巨大なビルが立っているため、間近でないとその大きさを実感できません。ちょっと残念。
静岡リアルガンダム
静岡リアルガンダム
静岡リアルガンダム
静岡リアルガンダム
デカールも静岡バージョンとなっています。
静岡リアルガンダム
オフィシャルショップもガンプラ生誕30周年バージョンです。会場限定パンフレットもガンプラ30周年の歴史です。これが意外と楽しい内容となっています。昔を思い出すなー
静岡リアルガンダム
飲食スペースには秋葉原で盛況な「ガンダムカフェ」の静岡出張所が出店しています。期待していた連邦スーツのウェイトレスはいませんでしたが・・・
折角なので、2日ともにガンダムカフェを体験してきました。
静岡リアルガンダム
一日目は、「ジャブローコーヒー」に「ガンプラ焼き(あずき)」です。
静岡リアルガンダム
二日目は、「コーヒーフロート」に「ガンプラ焼き(クリーム)」です。ガンプラ焼きの皮はサクサクしていますよ。
静岡リアルガンダム
去年ほどの初物の感動はありませんが、やはりガンダムは最高です!!
今年は、写真だけではなく、カメラで30分おきのショー映像も撮りましたので、期間限定で公開します。
三脚なしで手持ちで撮影していましたので、ちょっとブレブレです。

Get the Flash Player to see this player.
夜の正面バージョン
Get the Flash Player to see this player.
夜のバックバージョン
Get the Flash Player to see this player.
夜の横バージョン。今回の演出は初登場のビームサーベルが多いですよ。
Get the Flash Player to see this player.
昼の正面バージョン

炎天の雪刊行記念 諸田玲子さんトークショー&サイン会

先月まで北國新聞と富山新聞で531回連載されてきた「炎天の雪」が今月集英社より刊行されました。
諸田玲子さんトークショー&サイン会
本日、しいのき迎賓館の三階セミナールームで、刊行記念となるトークショーとサイン会が開催されました。
諸田玲子さんトークショー&サイン会
会場の手前ではうつのみや書店が諸田玲子さんの本を販売し、奥で受付をしていました。サイン会への参加は本の購入者なので、さっそく発売されたばかりの「炎天の雪」を購入しました。
諸田玲子さんトークショー&サイン会
廊下には連載中の挿絵を担当した横田美砂緒さんの挿絵が・・・
この挿絵が物語を盛り上げてくれたのですよね。書籍になったら・・・やはり挿絵はなくなりました。残念です。
カバーの絵だけが書き下ろしの横田さんの晋作です。
トークショーのほうは泉鏡花記念館の青山館長と進められました。自分は金沢が舞台の時代小説ということで興味はあったにしても、初めて最後まで読んだ新聞小説であったので、どこにそんなに興味を持ったのだろうと思っていました。小説の舞台となった江戸の宝暦というのは、飢饉や大火など貧困にあえいだ時代であり、泰平から変化への過渡期となった時期ですが、現代も不況が長引き、9・11以降の社会不安があって、そのあたりは時代背景が似ているところは、実は意図的だったそうです。
構想時には一年ぐらいの泥棒の物語だったそうですが、進むにつれ、将軍の母や加賀騒動に巻き込まれた子供たちが活き活きと活動し、諸田さんによって一番の長編となったそうです。書くときは1か月分以上で書き上げていたらしく、連載とはいえ、引き込まれる展開はそこらにもあったそうですよ。
諸田玲子さんトークショー&サイン会
1時間の楽しいトークショーはあっという間に終わり、本の購入者に向けてサイン会が始まりました。
「炎天の雪」は上下2冊なのですが、2冊ともにサインしていただきました。作家さんの直筆はとてもきれいな字とは言えない方も多いのですが、諸田さんの字はとてもきれいな字ですね。
炎天の雪
トークショーへの参加者は先着100名でしたが、サイン会に参加したのは30名弱でしょうか?私は17番目でしたが、滅多に参加できない作家さんのトークショーに参加していながら勿体無い話です。
上下で4000円ですよ。会いたいといってもそう簡単に会える方でもないのに・・・
その分一人ひとりはゆっくりとサイン書いていただけたので良かったです。
炎天の雪
炎天の雪」は上下2冊ですが、531回の新聞連載をそのまま収録したのでは2冊には収まらないそうです。
そうです。この単行本化するにあたり、すべてを推敲しおなしているんですよ。新聞連載と比べながら読む楽しみもあるんですよ。金沢の時代小説の決定版ですので、そのうち「炎天の雪」の観光スポット案内でも作りましょうか。