Access(MDB)でフォームやレポートのVBAコードをコンパイルして実行可能のみの状態にするときは「MDE」形式にします。
Access2003までは・・・
「ツール」メニュー → 「データベース ユーティリティ」 → 「MDE ファイルの作成」でした。
しかし、Office2007からリボンインターフェイスが採用されて、メニューの位置がわからなくなってしまいました。
ということで、ここで整理します。
Access2007は・・・
「データベース ツール」リボン → 「データベース」 → 「MDEの作成」となりました。まだ2003に近いところに配置されています。
ところが、Access2010では・・・
「ファイル」リボン → 「保存して発行」 → 「データベースに名前を付けて保存」 → 「MDE ファイルの作成」となりました。保存形式のひとつになってしまった。場所が大きく変わって迷います。
さて、上記どれでもファイル名は「*.mde」となるのですが、どれも同じかと思ったら、コンパイルされるとちょっと違うようです。
試しにAccess2007でmdeファイルを作成して、Access2003で実行してみます。
「データベースの形式を認識できません。
データベースは、使用しているバージョンよりも新しいバージョンの Microsoft Office Access で作成されています。Microsoft Office Access を現在のバージョンにアップグレードしてからデータベースを開いてください。」
って、MDEになったらAccessのファイル形式は無視して、作成したバージョンを記録するようですね。MDEファイルを作成するなら、そのファイル形式の一番古いバージョンで作成することをおすすめします。
投稿者: Tadashi
特別展「茶道具」 金沢卯辰山工芸工房
探訪会のあと、ウロウロと帰り道を歩いていました。
途中の常福寺、浄土真宗の大寺ですが、ここが書家の北方心泉が住職を務めていた寺です。現在の住職の北方さんのようです。
さらに、賢辻坂から横道に入ると偶然、徳田秋声生家跡を見つけました。今は駐車場となっています。
さらに歩いて、浅野川に出ると常盤橋に出ました。
橋を渡ると、橋のたもとに「ごりや」がありました。ここはごり料理の老舗でしたが、今年倒産し他の会社に売却されましたが、今も手付かずで残っているようです。
それにしても常盤橋あたりの浅野川は鳥たちの楽園のようですね。雁は逃げずに近くまで寄ることができましたが、このサギ?は難しいです。なんとか最大望遠で撮ったところが、偶然にも魚を捕らえた瞬間でした。ちょっとピンボケですが、決定的瞬間です。
帰りに金沢卯辰山工芸工房で特別展「茶道具」を見てきました。
金沢は、藩政期に武具の管理・修復を行う御細工所を中心に銀細工や象嵌、漆工が奨励され、現在の伝統工芸の元となっていますが、ここでは陶芸・漆芸・金工・染め・ガラスの5部門の工房で新しい担い手を育てながら、伝統工芸に関する常設展、特別展を開催しています。
特別展を見るために初めて来ましたが、金沢検定の苦手分野を埋めるには今後も定期的に訪れる必要がありそうです。
小立野寺院群探訪会
昨日に続いて金沢歴史遺産探訪月間に参加してきました。
今日は「小立野寺院群探訪会」ということで、小立野の宝円寺からスタートです。
宝円寺は前田利家の府中時代からの菩提寺であり、三代利常がここ小立野に寺領を与えた後、国を守るという意味で山号を「護国寺」と称しています。
釘隠しまで前田家の家紋「剣梅鉢紋」です。
今日は小立野史跡めぐりの会の皆さんの案内でめぐります。
説明の後、特別に内陣裏にある御霊屋を見せていただきました。中央右に本家の利家のほか、まつ、豪などの位牌が並びます。左は前田修理家ほかの位牌が並んでいます。
中を見学のあと、西側の墓地を案内されました。「園田夏子」さんは11代治脩公の母ですが、六代吉徳公の側室でしたが、子が殿様になるのを見ずに亡くなりました。そのため、実家の「園田家」の苗字となっています。
次の伝俵屋宗達の墓を案内されているときに、脇に前波家の墓を発見しました!!
北国新聞連載の「炎天の雪」の主人公の実家前波家の墓です。偶然でしたが目を奪われてしまいました。
次に移動して馬坂上の高源院に行きました。
玄関に「馬坂不動明王尊ご参拝ください」の紙が・・・
馬坂途中の「馬坂不動明王尊」の後ろ、崖の上に高源院が立てられています。
ここから石引道の反対側の棟岳寺に移動しました。
ここは府中の赤座氏の菩提寺ですが、命を狙われていた赤座氏は永原氏に改姓しました。境内には幕末の混乱のなか、水戸浪士を手助けした「永原甚七郎の墓」と「水府義勇塚」が立てられています。
次の真行寺では境内ではなく、隣に建つ地蔵堂を見学しました。横を向いている地蔵が一体あります。
最後の慶恩寺では、
狭い本堂脇の道?を通って裏にまわり、
元あった飛騨加須良村にあった「かしわ○の木」の巨木を見学しました。慶恩寺の山号は「加須良山」となりますが、この木の名前を忘れてしまった・・・
今日のことなのに、ちょっとショック!
予定通り12時に解散となり、見学時間の足りなかった宝円寺の墓地へ寄りました。
しばらくすると、市の職員さんと横山さんが戻ってきました。横山さんに少し墓地について教えていただきました。
宝円寺の墓地は、隣の瑞雲寺の墓地と共同となっていて、この整然と並ぶ寺西家の墓石は瑞雲寺のものらしいです。
他に、この前田家墓地近くの墓石裏にひっそりと佇む小さな墓石たち。
「二之御丸御広式 玉」とあります。横山さんは江戸から付いてきて二之丸に勤めていた若い女中のものではないかと言われていました。
宝円寺ははじめ、兼六園内にあり、石川門と相対するように山門が建てられていたそうです。小立野に移ったときもそのまま山門は西向きだったそうですが、五代綱紀公のときになぜか東向きに変更されました。
その西向きだったときの参道の名残りがこの墓石の間の道だそうです。
この道は木曾谷沿いの木曽坂から丘陵に上る急な坂、みどり坂のほぼ頂上から入るようになっています。
加賀前田家の菩提寺 如来寺
今年もまた金沢歴史遺産探訪月間が始まっています。今日は小立野の如来寺へ行ってきました。
如来寺は加賀前田家の菩提寺のひとつで、5代藩主綱紀公が母のためにこの地に寺領8000坪を与えました。
14時から住職より寺の歴史の話を、市職員より本堂の特長の話を聞きました。
前田家の菩提寺は、小立野の宝円寺、天徳院をはじめ、高岡の瑞龍寺などありますが、3寺は曹洞宗であって、ここ如来寺は浄土宗であります。これは、江戸増上寺を菩提寺とする徳川家から嫁いだ「大姫」の菩提寺だからです。増上寺は浄土宗大本山、大姫は綱吉公の母となります。
こちらは本堂の正面広縁に飾られた「六道彫刻」です。
地獄から天道まで並びますが、彫刻とは言え、地獄は悲惨さが、天道は有難さが伝わってくるのです。
如来寺本堂は昨年12月に金沢市文化財として指定されました。両9間のほぼ正方形の江戸後期の建造物です。
ご本尊は阿弥陀如来であり、内陣には徳川家の家紋である葵紋が大きく目立ちます。浄土宗の内陣はひとつのお寺であり、阿弥陀様も屋根の下に入っています。
内陣の阿弥陀様の後ろには前田家御霊屋が設けられ、御位牌が祀られていました。普段は入ることができない場所にも入ることができ、とても貴重な経験でした。
長浜散歩
関ヶ原祭り会場を後にして国道365号線を長浜へ向いました。春に買った長浜浪漫パスポートが4枚も残っていたのです。
最初に浅井歴史民俗資料館へ行きました。
入口から浅井三姉妹の絵が迎えてくれます。盛り上げようとしていますね。
民俗資料館の裏に連なる山は「大依山(おおよりやま)」といって、元亀争乱のときに浅井・朝倉連合軍が対陣した場所です。民俗資料館には小谷城の唯一の建造物遺構である門が展示されています。
次に、国友鉄砲の里資料館へ。
始めて来ましたが、前の通りが狭く軽自動車でよかったです。
資料館の前の通りには、ここが賑わっていたころの屋敷址の石碑がたくさん立っていますので、またゆっくりと歩いてみたいですね。
そして、ここが「国友一貫斎屋敷址」です。私有地なんで中には入れませんが。
そして、今の特別展は「国友一貫斎展」でした。常設展には火縄銃がたくさん並んでいました。
最後に長浜城歴史博物館へ。
夕暮れ時、ここまで天気のいいときに来たのは久しぶりかな。
今は「浅井三代と小谷城」を開催中でした。三階が本展示でしたが、二階が「湖北の水の物語」展でした。この地域では「用水」のことを「井(ゆ)」というようですね。「○○井争論」が用水問題だとは思わないですよね。
展望階から見た景色は、遠くまで見通せて今日は良かったですね。
北側、右に小谷城、左に山本山城が見えます。
東側、正面のマンションに隠れて横山城、その奥に一際そびえるのが伊吹山です。
南側、彦根城、安土城がなんとか見えますか?
西側は琵琶湖が広がりますが、展示を見終わって帰る頃にちょうど対岸の山に太陽が沈むところでした。地元でなければなかなか見られるものではないのでラッキー!!でした。
来年は長浜で「江・浅井三姉妹博覧会」が開かれます。早速チラシができていましたよ。
今日は3枚の戦国英雄カードをGetしました。石田三成、木下藤吉郎、武田信玄です。前回の山内一豊とあわせ4枚ですが、遠方の身にはなかなかコンプリートは難しいですね。
関ヶ原合戦410年祭
関ヶ原合戦410年祭にやってきました。関ヶ原は10年ぶりです。前回来たのは、そう関ヶ原合戦400年祭ですね。
ポスターまで今時でカッコよくなっています。こうなると歴史イベントというより、町起こしですね。
こちらは去年も子供たちに大人気だったという「フワフワお城」です。恐竜などはよくありますが、お城もあるんですね。
最初に、陣場野会場にある関ヶ原歴史民俗資料館で関ヶ原合戦を予習しました。
そこから徒歩で笹尾山会場へ向います。
東軍の陣地から西軍の陣地へ向って歩いていると、少し坂になっていることがわかります。こう見ると、陣を構えた時点では西軍に有利だったことでしょう。
笹尾山会場の手前に「決戦地」の石碑が立っています。西側に石田三成の「大一大日大万」の旗が2本、東側に徳川家康の「三葉葵」の旗が2本。観光地っぽくなりましたね。
到着すると、鉄砲隊演武がすでに始まっていました。たくさんの人が舞台を囲んでいます。
火縄銃演武、真剣演武、大砲演武と面白かったですが、音が大きい・・・・
歴ドル・小日向えりさんだ!
笹尾山会場の3つ目のステージイベントは歴ドルの小日向えりさんと歴史家の坂本雅央氏の司会による関ヶ原論功行賞トークバトル。
一般の参加者が武将への思いを話すのですが、思い入れが強い人が多く、内容がとても濃い。私はこの時間のほとんどは辺りをフラフラしていました。
トークが終わると、小日向えりさんのまわりにファンが集まって突然の撮影会が始まりました。
ということで、自分も参加しました。
ブロマイド風のポーズをとってくれるので、そこを切り取ります。
さすがに慣れていますね。
と思っていたら、先にライブを終えたさくらゆきさんも乱入して合同撮影会になってしまいました。
こちらもブロマイド風に。
5分くらい経った頃、さすがにマネージャらしき方からストップがかかって退場していきました。
あー、今時の歴史イベントってこんな感じなんだという、ちょっと異世界に足を踏み入れた思いですね。
歴者アーティスト・*さくらゆき* を応援しよう!
関ヶ原合戦410年祭 2日目の笹尾山会場の第二ステージは、歴者アーティスト「*さくらゆき*」さんのライブです。
「*さくらゆき*」は、遠野ゆきさん(左)、小栗さくらさん(右) 、作曲アレンジャー・あきつさんの三人ユニットらしいのですが、下のホームページ見るまでは2人デュオだと思っていました。
*さくらゆき*公式サイト http://members3.jcom.home.ne.jp/sy-sakura/
小栗さくらさんのブログ http://ameblo.jp/sakurayuki-sakura/
遠野ゆきさんのブログ http://ameblo.jp/sakurayuki-yuki/
この関ヶ原合戦410年祭のイメージソング「関ヶ原」を歌っていることで、昨日に引き続き出演です。
計6曲のライブ楽しかったですね。ライブも間近で見ることができましたし、最近は撮影厳禁の野外ライブも多いのですが、ファンサービス悪いなーと思いますからね。
「歴者アーティスト」というのは、歴史をテーマに歌う、ということで石田三成と大谷吉継の友情だったり、上杉景勝の義だったりを歌っているわけです。
国史跡名勝 末浄水場園地
今年の2月22日(平成22年なんで22222とゴロがよい)に国史跡名勝として指定された末浄水場にやってきました。
今日は金沢市水道80年を記念した式典にあわせ、国史跡名勝碑と竣工当時の姿に復元された前庭が完成しました。
式典を11時から行っていましたが、12時過ぎに到着すると最後の記念撮影が前庭で行われていました。
大きく育った木をなくし、低い木を中心に植樹して幾何学模様の洋風庭園が甦りました。
こちらが除幕されたばかりの記念碑です。
他に浄水場内には平成13年に建てられた石碑がもうひとつあります。
案内板も国史跡名勝指定に合わせて新設されていました。
金沢市ではここだけしかない「緩速ろ過池」が整然と並び、向こうの山が紅葉しはじめている景色がきれいですね。山の上に見えるのは金沢学院大学です。
こちらは「急速沈殿池」です。
スノコをたくさんつけたタービンが水をかき混ぜます。
前庭の泉水では鯉たちが優雅に泳ぎます。この前庭にある東屋から前庭内と緩速ろ過池の2方向に直線に延びる導線がこの庭の見どころであるのですが、今日は式典用にステージやテントがあって撮影できませんでした。
次回11月中旬に公開だそうです。
金沢市文化施設 カルチャーポイントサービス
今日は一日金沢市内の博物館めぐりです。
今月からパスポートの絵が変わり、1DAYパスポートが出来ました。それに合わせてポイントカードが登場し、ポイントをためると記念品と交換することができるそうで、頑張って貯めますよ。
最初に前田土佐守資料館へ。「前田土佐守家の子女たち」のⅡ期展示を見ようと向いましたが、先にポイントもらえるので前にある老舗記念館を見てきました。土佐守資料館の展示は半分ほど入れ替えてありました。
続けて金沢能楽美術館の「井伊家ゆかりの能面と能装束」を見ました。加賀前田家の旧蔵品を含め一月という短い期間ですが見る価値はありますね。
さて、今月は5日に安江金箔工芸館が移築オープンし、オープン記念として東山周辺6館で先着でポストカードがもらえる伊部のをしています。
ということで、順にめぐりました。最初は寺島蔵人邸へ。裏にビルを建てていましたが、聞いたところ森八本店だということ。しかし、東側の日差しが遮られそうで、もう少し低い建物に出来なかったものでしょうか?
次に金沢文芸館へ。来月泉鏡花文学賞の授賞式があるそうですよ。
次に、初めての金沢蓄音器館へ。あまり蓄音器には興味なかったので今まで入ったことありませんでしやが、古い蓄音器がずらりと並ぶ館内に少し感動!でも価値や有難味は全くわかりませんでした。ここだけポストカードは数種類あるようです。
4つ目は泉鏡花記念館です。今月から特別展「小村雪岱 幻影の美を描く」が始まりました。今展示は装丁や挿絵となるので文学館ではありますが、美術展に近い展示となっています。
そして、新しく開館した安江金箔工芸館へ。通常展は職員による紹介からビデオの放映に変わり、拘束時間がなくなったものの寂しい感じです。特別展会場も前より狭いようだ。ビデオで見たり、実物に触れるコーナーを設けているが、箔打ちの実演や一服のお茶サービスがなくなったのはやはり寂しいですね。
6館最後に徳田秋声記念館へ。先日展示は見たばかりなので、ポストカードもらってきました。
少し時間があったので、遠く湯涌夢二館へ。初めての訪問が10周年記念特別展でした。でも、自分はあまり夢二の絵は好きにはなれないのです。
夕暮れの中、9月25日にオープンしたばかりの金沢湯涌江戸村に行ってきました。オープンに伴い、パスポートの対象として追加されました。
現在、武家住宅1軒、町家住宅3軒、茅葺農家3軒と出入り口として武家表門が旧江戸村から移築されています。町家は石置き屋根、農家は茅葺と特長ある建物が並びますが、まだまだ完全オープンではなく、予定確定分で2軒、予備として3軒ほど移築するスペースがありました。
能楽美術館と金箔工芸館でサービスポイントがもらえたので、今日だけで19個ポイントがたまりました。ちょっと疲れた・・・・